「“親”じゃなくて…“親方”になってチャン!」
CV/岩崎征次
人物
鍋の神。本名はナイトオブベイサイドキッチンでそれを略してナベキチ。堂々とした性格で、鳥のような見た目をしたゴウリキシン。園崎ススムのパートナー。語尾に「~チャン」と付ける癖がある。
かつてはザンギエンと共に荒れ狂う日々を送っていたが、彼がジャリキシンにスカウトされたのを機にザンギエンと別に自分だけの道を歩む事を決意する。
しかし、その頃にはゴウリキシン界が既にジャリキシンの手に墜ちており、逃げている途中で攻撃を受けた事で力を一時失いヒヨコのような姿となり人間界に落ちた。そこでススムと出会い、彼に匿われていた時に元の姿に戻る。
その時、自分を探していたザンギエンと再会するも、彼の元に戻る事を頑なに断り、自らの意思でザンギエンと決着をつける事を決めて、親方として開眼したススムと共にザンギエンに挑む。
そしてカミズモウの最中、ゴウリキシンとしての誇りとカミズモウでてっぺんを取るという自分の想いをザンギエンに伝え、ススムとの絆により、決め技「沸騰スチームプッシュ」をザンギエンに与え、見事勝利。
その後、ザンギエンとは完全な決別をした。
カミズモウ大会編
自分以外に出場するチームメイトのゴウリキシンがいない事に悩んでいたススムの為にと、自分で卵を産み、ナベキチとよく似た8羽のゴウリキシンを羽化しそのうち、ナベオとナベコをチームに加えた。
この時、周囲から「ゴウリキシンって卵産むの!?」と驚かせたが、それはナベキチの種族だけらしい。
大会当日には敵として出場してきたジャリキシン達を見て、「あの中にザンギエンもいるのか?」と思っていたが、ザンギエン本人は海征のチームメンバーとして出場した事を知り驚いたが、最終的には和解し改めて再会を喜んだ。
予選一回目は難なく通過したが、次の亜山ルナチームとの戦いでは、最後の砦として参戦する。
しかしススムは2度もルナの色仕掛けに惑わされ2連敗続きだったが、3度目の正直の如くススムは色仕掛けに乗る事は無かったが、ピュアモンスーンの真の姿「バーサーカー」の前に敗れてしまったが、決勝進出が確定していた。
そして決勝ではチームイオタとして出場していたワルダークと3本目の対決する事となった。ナベオとナベコはワルダークの技によってヒヨコにされてしまったため、バトル前にザンギエンに「もし自分もヒヨコになったら、ススムと一緒に育ててくれ!」と頼んだ。(しかもザンギエンは悩むことなく了解した)
だが結局はワルダークに敗北してしまったが、ヒヨコには戻らなかった。
ススムとの絆
力を失い、ヒヨコの姿のままススムと出会い、「ピヨちゃん」として彼と過ごしていた。そしてススムからは自分の事を実子同然に大切に育てられたのが彼との絆となり神通力と化していた。そしてザンギエンとのカミズモウにて「ピヨちゃん」から新たに「ナベキチ」という名前を貰った。
人間体
10話にてヒバァーナの能力による物。
明るめのある茶髪に堅いの良い体格の体育会系の少年の姿をしている。
楽曲
SetTheFire!
蒲原彰利によるナベキチの戦闘用のメイン楽曲。モチーフは童謡の森のくまさん。
決め技
沸騰スチームプッシュ
身体から噴出した蒸気を手の形にして相手を押し出す。