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かわいいは壊せるの編集履歴

2021-03-17 19:50:36 バージョン

かわいいは壊せる

かわいいはこわせる

「かわいいは壊せる」とは、自作ゲームが無料で投稿・プレイが可能な日本最大級のコミュニティサービス「ゲームアツマール」(旧RPGアツマール)において『パルソニック』氏によって制作されたショートストーリーフリーゲームのひとつである。  パソコン・スマートフォンにおいてもニコニコの『ゲームアツマール』(本ページ下のURLより飛ぶことも可能)より無料プレイ可能であり、2021年3月現在「ふりーむ!」というゲームサイトにおいてもプレイ可能。

ゲーム概要


 今作は自作ゲームが投稿可能なコミュニティサービスゲームアツマールにおいてパルソニック氏によって制作されたショートストーリーフリーゲームのひとつ。


 ゲームアツマールにおいては2021年03月現在、プレイ数は8万越え、コメント数1600、ギフトポイントは16000越えの成績を出しており、ニコニコゲームツクールジャンルランキングにおいて堂々の1位を獲得し続けている。なおこの成績基準としては2位以降の作品とはポイント差は4倍近く生じており、ゲームアツマールにおいては異例とも言える人気作と言えるだろう。


「残業時間完全撤廃」「週休及び公休撤廃」「読み書き教育の一年を除いての小中学校義務教育の完全廃止」という政策がまかり通った世界観が背景となっている。


 今作は、その中で隣に住む女(母親)の意向により8歳の少女「でここ」「レンタル」することになった主人公(おじさん)の物語である。


 今回のwikiはネタバレはしない方針での解説wikiとなっているのでご了承されたし。

 

登場人物


おじさん


 28歳。今作の主人公。


 本名、職業はともに不明。でここちゃんを彼女の母親からの「ビジネス」として「レンタル」し、1週間を共に彼女と過ごすことに。


 彼女の母親からは「体罰は許す方針」「迷惑を掛けたり、悪いことをしたらおしおきをしても良い」と手紙で言い渡されているため、彼女を寝かしつける際に『なでる』以外にもおしおきする事もできる。


 外見はステータス画面において顔を確認できるが、黒いパーカーでフードを深く被り込んでおり、頬より上の表情が垣間見る事は出来ない。だがあるエンディングにおいては後ろ姿だけは確認することができ、青い髪色である事だけは分かる。後ろ姿はマジでイケメンである上、でここちゃんも「カッコイイ」と評価している為イケメン説は濃厚

 オープニングにおける『上司』と『若手社員』の会話を聞いているかのような描写がされており、どこかの会社員である可能性が高い。HPは1800、MPは360だが全くもって本編にこの数値は関係ない。マジでなんの数字なのか。


 基本喋らない。


 というかなんなら本編のあるルートにおいて喋る内容は『????????』の一言のみ。これにはおじさんもびっくりである。


 性格はプレイヤーのでここちゃんに対するアクションによって左右される。


 ルートによっては理由もなくおしおきをする彼女の母親同様、無慈悲な虐待男にもなりうるが、基本的にはでここちゃんを可愛がる優しいロリk………主人公となる。

 どうやら料理が得意なようで、でここちゃんに毎日朝食を用意し、作り置きの昼食や夕食まで用意する徹底さ

 毎日でここちゃんの為にこれをやっているので相当な手間が掛かっていると思われるが、本人はシレッとやってのける。この辺りからでここちゃんに対する愛情も見受けられなくもない。

 ただ、毎日作っている朝ごはんが基本「玉子焼き」 「焼いたクロワッサン」 「ウインナー」のセット。…………………でここちゃん、飽きないのかそれ。

 また、でここちゃんを1週間レンタルするにあたって相当な金額(具体的な金額は不明)を彼女の母親に支払っているとの事。毎日朝昼夕ご飯をでここちゃんに平然と作り、高額なレンタル料金を払う事から少なからずハイスペックな主人公であることは伺える……。




でここ


 8歳の幼女。ヒロイン。ロリ。もっといえばマジもんのロリヒロイン。 YESロリータ、Noタッチ。


 身長はかなり小さく、年相応の120から130程ではないかとゲーム内イラストからは推測できる。左頬に小さなガーゼを常に貼り付けており、そこには母親から受けたと推測される痛々しい切り傷の跡があるとのこと。

 

 薄緑色の髪色で無造作に伸ばされたロングヘアーと、コロコロ変わる小動物のような愛らしさを見せる表情、精神状態を表す藍色の瞳が特徴的場合によってはハート目になったり、レイプ目になる)。とにかく可愛い。かわいい。

 服は袖や裾がぼろぼろによれた黒のワンピースを着ている。HPは800、MPは160。やはりこの数値、特に意味は無い。


 性格は基本的には8歳にしては非常に達観し、大人びている。8歳とは思えない程に気遣いや思いやりを見せることも


 また、外見さえ見なければ一般的な16から18歳ほどの少女にすら見えかねないほどのしっかりとした考えすらも持つ。


 でここの性格形成具合は8歳の幼い少女にしては異常とも言えるほどである為、これは後述する彼女の特異な家庭環境により育まれた可能性がある。作中の発言や状況を見るに小学校には通っていない模様。


 頭を撫でられるのが大好き。 洗い物等は得意で、おじさんや自分の食べた食器はいつも彼女が片付けているようだ。ルートによってはおませなことを考えてしまい、賢者モードみたいになることも。


 ルートによってはヤンデレと化したり、完全な病みヒロインと化した結果「なでなで」や「おしおき」無しでは生きていけないような新たな性癖の扉を開くこともある。

 恐らくこれは心理学上でいうところ防衛機制が働いていると考えられ、彼女の精神が常にギリギリの状態であることの現れとも言えるだろう。


『ベッドに呼ぶ』アクションを行った際、彼女がおじさんに対しどういった感情を抱いてるのかによってでここがおじさんに対し行う言動も大きく変わる。


 基本「なでなで」をし続ければおじさんに対し愛情を抱いてくれるようになり、理由もない「おしおき」をし続ければおじさんに対し恐怖や嫌悪を抱き、やがて精神を病んでいく(しかしある日唐突に何もしなかったりすると……?)。


 家庭環境としては日常的に虐待を受けていた可能性があり、食事すらもまともにとる事が出来ていなかったり(2日目の朝、おじさんの食事を食べてあまりの美味しさに涙を浮かべていた)、母親からおしおきと言われて顔以外の部位を「ぶたれたり」することもあった事が彼女の言動から察せられる。


 ルートによっては「どうしてあたしばかりがこんな目に」と漏らす。


 でここがおじさんに対し愛情を持ち合わせていくと、次第におじさんにある出来事をきっかけとして自身の心情を吐露するようになり、やがて一緒に居たいと懇願するようになっていく。


 おじさんに対してはどうやら好きになりたい、好きになって欲しいという感情同様に「嫌いになって欲しい」「嫌われなきゃいけない」という不安や『おこらせないとこころがもたない』という罪悪感すら抱いている。

 これは虐待されてきた日々によって形成されたある『価値観』が原因であり、これこそが物語の根幹へ後に大きく関わってくることとなる。また、この価値観が原因で『おしおき』を自分がここにいる為に必要な『対価』として考えるような描写もある。


 彼女がおじさんと共に過ごす中で、自身の罪悪感や価値観と向き合い、その答えを見つける事が出来るかどうかはプレイヤーに懸かっていると言えるだろう。




母親(ママ)


 でここの母親。作中においては手紙においてメインで登場し、おじさんにでここをビジネスとして『レンタル』させた。

 作中のでここの発言からでここを産んだ後、離婚しており、おじさんからふんだくった多額のビジネス金で男と遊び回っているということが分かる。日常的にでここに「方針」として「体罰」(という名の虐待)をしていた可能性があり、でここの頬の傷は彼女が皿を割った時に付けられたものだと考えられる。


 1週間にでここを迎えに来る、と手紙には表記されていたが……。




警官


 物語終盤のある場面において登場する。政府による公休廃止の難を受け、ほぼ寝ずに巡回警備を行っている為か、登場する際はやたらと眠そうにしている。

 あるルートにおいては、でここにとんでもない勘違いをされ、とんでもなく困惑するハメになる。

 ゲームアツマールにおいて彼が登場すると何故か「ハァーイジョージ」というコメントが流れるとか流れないとか。間違ってもどこぞのピエロでは無い。




若手社員


 物語序盤のオープニングにてセリフのみで登場。うちの娘を3日で貸してやってもいい、などと勧誘を掛けてきた男の言葉を一蹴し、子どもの立場に立って憤慨していた。


 休みのない連日勤務地獄に気が参っているようだ。恐らく、おじさんと同じ勤務先に勤めていると推測できる。




上司


 若手社員の怒りを受け止めながらも、静かに世の状況を嘆いた彼の上司。世間の状況を冷静に捉えつつも、警察も疲れているのだろうと共感していた。若手社員と同じく、おじさんと同じ勤務先に勤めていると思われる。




かしこいねこちゃん


 後述の「オマケ部屋」にて登場する喋る猫。

シャ、シャァベッタァァァァァァァ!!! 21個のストーリーに関係する攻略ヒントや裏情報を教えてくれる。




浮遊霊(作者)


 かしこいねこちゃんの割と近くでフワフワと浮遊しているフードを被った謎の幽霊。地縛霊かな?

 正体はこのゲームの作者「パルソニック」氏である。オマケ部屋の事やクリスタル、かしこいねこちゃんのことを教えてくれたり、クリスタル制覇後の特典についても教えてくれる。


 何故幽霊なのだろうか……。

 


ストーリー及びゲーム性


 ストーリー及びゲーム性としては、メインキャラクターである「おじさん」を画面タッチによる移動で動かし、ヒロインの「でここ」と共に七日間を過ごすといった内容である。


 移動可能マップはおじさんの部屋のみのみであり、出来ることとしては数アイテムを調べることが出来たり、でここと会話をする(会話内容は基本一言のみで日を跨がない限り会話内容は変わりない。またいくら会話してもゲームの進行には特に関係ない)程度。


 また、特定操作(スマホ版、PC版により異なる)によってセーブや『でここ』のステータス(意外とこれによってルートの状態が判別できる)が確認でき、時間を特定の時点に巻き戻すことも可能。

 

 だがこのゲームにおいて気にするべき点は上記の点ではなく、でここを寝かしつける際に『ベッドに呼ぶ』以降のアクションこそがクリアにおいて大変重要なものである。

 また、この時の行動の選択によってエンディングが分岐するといったマルチエンディングシステムとなっている。


 行動できる内容としては以下の3つ。


  1. 『なでなで』
  2. 『おしおき』
  3. 『そのまま眠る(Sleep)』

 エンディングの基準として『何日目』『何の行動を行ったか』によってルートが変わる。


 ちなみにこの際、上記の3つ以外にもでここの生足を動かすことができ、自分の好きなポージングを(足のみ)させることが出来る。なんならM字開脚されたりすることも出来る。非常にえっち。 8歳にこんなことしていいのか。。。


 また、でここはそれらに対しては特に反応を示さず、攻略上は一切関係が無いアクションとなる。……足ダンスをしようがどんなポースにされような上目遣いでこちらをまっすぐ見つめてくる。その無邪気な視線を向けるでない。


 ちなみにこれは完全に作者の趣味だとのこと。素晴らしい。


 ルートによってはでここちゃんを撫でない、という選択肢もあるがその際「なでなで……ないなった」と発言するシーンがある。……この作者の前作等においても「なかった」をないなった発言している事が確認されている為、誤字ではなく故意的と思われる。


 なでなで、ないなった。


 また、いずれかのエンディングに辿り着いた後に視聴可能な『かしこいねこちゃん』の発言によると


_____『なでなで』を過度にしても結果は変わらないにゃ。『なでなで』したか、そうでないかが重要にゃー。


 とのこと(ちなみにこのかしこいねこの発言は21種類ある模様で様々なヒントを聞くことができる)。


 エンディングは全部で10種類と見せかけて『END5~9』は殆ど同じなので実質6種類と名言されている。

 また、クリア時のエンディングストーリーは七つの大罪に基づいてこちらも7つ存在しており、特定の条件を満たすと見る事が出来る。 一度閲覧したエンディングはクリア後の自室に並ぶクリスタルによって確認でき、クリアするとクリスタルが発光する模様。


 以下はその条件である。


【憤怒】のクリスタル条件:1週間待たずに、(でここに)逃げられる。ヒント:『なでなで』のみするか、毎日行動を変えてみよう。

【怠惰】のクリスタル条件:1週間、怠惰に過ごし続ける。ヒント:1日目は何もせずに寝よう。

【傲慢】のクリスタル条件:「おじさんにはあたしが必要」と思わせる。ヒント:一度悪い印象を与えてから上げてみよう。

【嫉妬】のクリスタル条件:『おしおき』なしでは生きていけない身体にする。ヒント:最初の数日は、理由もなく『おしおき』してみよう。

【強欲】のクリスタル条件:『なでなで』なしでは生きていけない身体にする。ヒント:1日目は『なでなで』してあげよう。

【色欲】のクリスタル条件:(でここと)キスをする。ヒント:なし(最高難易度)

【暴食】のクリスタル条件:1週間後も、いっしょに暮らし続ける。ヒント:1日目は『なでなで』してあげよう。(暴食ルートに関しては最後にプレイすることを推奨)


 また、これらに満たなかった場合はノーマルエンドとなる。その場合はクリスタル獲得は無し。


 エンディング終了後は前述の『かしこいねこちゃん』や『幽体化した作者』、『でここの日記(エンディングクリア時のストーリーによって記載内容が変わり、寝る際にでここにとった行動の履歴が見れる)』『クリスタル』が配置された『おまけ部屋』に飛ばされる。

 攻略に関わるヒントやちょっとした裏話、作中のパルソニック氏によるイラスト8種類を見ることの出来る『ギャラリー』や獲得したエンディング集を確認する事が出来る。


 困った際はいつでもここに戻り、攻略ヒントを見に来るといいだろう。





世界観


 前述した三つの政策が施行された結果、見ようによってはディストピアともとれるような世界観となっている。


 今作はおじさんによってでここが預けられたシーンより物語が始まる(第1夜)が、その翌日にてそもそもの話何故「子どもが当たり前のようにレンタルをされているのか」という理由が主人公のおじさんが勤めていると推測できる会社の若手社員とその上司と思われる会話(オープニング)から理解出来る。


 話としては、「レンタル料を払えば、お前に(娘を)3日貸してやる」といった勧誘を受けた若手社員の憤りから上司との会話が始まる。


 なんでも前述の政策が施行された結果、義務教育は有償化された所以か「小中学校に通う生徒は少なくなりベビーシッター、託児所の料金がバカにならなくなった」 「そういった施設を頼れないから『家族のレンタル』が横行している」のだという。


 恐らく児童福祉法等も機能していない可能性もあり、警察ですらまともに取り合うことが追いついていない模様。


 原因としては「完全残業廃止」になった代わりに「週休」や「公休」が正社員及び公務員等から消失したことにより業務が追いついていないことが推測される。



話題


 本作は2021年2月28日より配信開始されているが、有名YouTubeゲーム配信者や多数のプレイヤーの配信によって大きく話題となっている節も大きいようである。



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ゲーム本編

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作者 Twitter

パルソニック氏


作者監修 (攻略に詰んだ時の利用を推奨)

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