概要
シリンダーが3つ直列に並んでいるエンジンのこと。
主に600cc以上1500cc以下の小型小排気量エンジンに好んで採用されるレイアウトで、日本では軽自動車や二輪車のエンジンとしておなじみ。
メリットは同じ排気量の直4エンジンと比較すると1気筒あたりの排気量が大きく、冷却・摩擦などによる損失が小さくなり、高トルクを得られ低燃費につながる。また複雑なエキゾーストマニホールドが不要になるため、排気系を簡略化でき軽量化につながる。
デメリットは直4と異なる振動特性、爆発回数の少なさに起因する騒音やトルク変動が問題となる場合がある。