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トイボックス(ナイツマ)の編集履歴

2021-07-13 19:35:55 バージョン

トイボックス(ナイツマ)

といぼっくす

小説「ナイツ&マジック」に登場する幻晶騎士(巨大ロボット)。2体存在する。

概要

ナイツ&マジックに登場する幻晶騎士(シルエットナイト)。


一応、立場的には様々な試作段階の技術をふんだんに盛り込んだ試作実験機の様な機体なのだが、実質はその名の通り主人公エルネスティ・エチェバルリア(エル)専用のおもちゃ箱である。


劇中では2体登場しており、それぞれ紹介する。


トイボックス(初代)

魔導噴流推進器(マギウスジェットスラスタ)の試験機として使用したカルダトアをベースに、エルが思いつきで作った様々な装備の実験台として改修を重ねた機体。

(web版ではラーパラドスという別の機体になっている)

カラーは書籍では鋼、アニメ版では青。

当初はノーマルのカルダトアだったが、魔導噴流推進器の実験によって大破。

その後修復されながら実験で酷使され、その最中にテレスターレ型に改修された。


「エルの思いついた物をとりあえず載せてみる」という役割が自然と定着しており、それを見た銀鳳騎士団の団員達から「エルのおもちゃ箱」=トイボックスの名称で呼ばれるようになった。

燃費の問題はツェンドルグと同じ魔力転換炉(エーテルリアクタ)を2個付けることで解決しているが、後付けのため魔力の供給は不安定。

加えて改造のし過ぎでバランスも悪く、総合的な性能はテレスターレよりも下。

ただし、多少不安定とはいえ、2個の転換炉が生み出す魔力(マナ)はかなりのものであり、「3式装備」こと戦馬車(チャリオット)の重装備を唯一使いこなすことができる。魔導噴流推進器で飛行もできるが、転換炉2個分の魔力を持っても消費がひどいためごく短時間しか飛べない。


いわゆる物語初期の主役機ポジションだが、戦闘では御前試合と女皇殻獣(クイーンシェルケース)との戦いしか使われていない。

女皇殻獣戦では、原作では度重なる改造で機体にガタが来はじめており、魔導噴流推進器の不調に悩まされながらもなんとか勝利。一方アニメ版では性能がやや上方修正されたらしく、特に不調は見られずに危なげなく勝利している。

その後、イカルガの完成に伴いその役目を終え、以後劇中からテレスターレは完全に姿を消した(機体そのものはどうなったかは不明)。


アニメ版では御前試合において補助腕を省かれており、公式サイトでもそちらが公開されている。また、補助腕を装備した方は「トイボックスver.2」あるいは「トイボックス2」となっている(ただし、補助腕には特に武装をつけている様子はなく、半ば飾りと化していた。漫画版では殻獣戦で大型の武器を把持するとき等に使っている)。


トイボックスマーク2

※web版では「トイボックス(Mk2)」表記


カルディトーレをベースとしたエル専用機。


アデルトルート・オルター(アディ)との新婚旅行に行く際、国王リオタムスから「流石にイカルガは置いていけ」と止められたため、代替として用意されたカルディトーレ「改造していけないとは言われてない」という屁理屈で一か月かけて魔改造した機体。イカルガを参考にグゥエラリンデの設計も取り込んだ機体へと変貌している。

書籍版イラストを見る限り、名称だけでなく外見も初代トイボックスを踏襲したものになっている。


初代と同様に魔導噴流推進器による短時間の飛行が可能だが、初代と違い魔力転換炉は単発で、供給のバランスを崩すとすぐ魔力切れを起こす危険も孕んでいる(それでも、技術の向上により推進器の燃費がよくなっているので、初代ほどではないがそれなりに飛ぶことはできる)。

両手に直接強化魔法を籠めて炎をも纏った武器とする「烈炎之手(バーニングフィスト)」が主な攻撃手段で、この拳はイカルガ同様「執月之手(ラーフフィスト)」として射出・遠隔操作できる。

さらには魔導噴流推進器の逆噴射を転用した近接武装「衝撃波魔導兵装(ブラストリバーサ)」、背部から展開し、追加装甲としても使用可能な試作型追加兵装(オプションワークス)「断刃装甲(アーマーエッジ)」等の様々な新装備を搭載しているが、その分操作が難しくエルしか操縦できない。


また、最新技術の塊のため、機密保持のための「命令“びっくり箱”(コードジャックインザボックス)」という幻晶騎士初の自爆機能が装備されており、浮遊大陸で散々暴れた末に、自爆装置で爆散した。


関連タグ

ナイツ&マジック

幻晶騎士

エルネスティ・エチェバルリア


テレスターレ

カルディトーレ

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