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ダムフィリの編集履歴

2021-07-24 05:33:47 バージョン

ダムフィリ

だむふぃり

ダムフィリとは「本好きの下剋上」におけるカップリングである。

概要

本好きの下剋上」に登場するダームエルフィリーネのカップリング。

下級貴族でありながらローゼマインの側近という、難しい立場を共有する同志。

年の差は10歳(フィリーネ7歳の時ダームエル17歳)。


出会ったころは、ローゼマインに仕える騎士と、自分もローゼマインに仕えたいと願う子供だった。


後に側近同士となり、ある事件をきっかけに、フィリーネはダームエルへの恋を自覚する。


フィリーネは叶わぬ恋だろうと思いながらも、想いを糧にして努力を続けた。


ダームエルは、自分の縁談のなさに落ち込んで見せていたことに加え、フィリーネの想い人をローデリヒだと誤解して動いていたが、のちにフィリーネを結婚相手と定めた。


本編の最後あたりでは「何かあった?」らしい。


あらすじ

出会いはフィリーネが7歳になった冬、フィリーネの洗礼式(冬の始まりの宴)。(※1)


ローゼマインが毒に倒れた後の子供部屋では、共にヴィルフリートとシャルロッテを手伝っていた。


フィリーネ側

入学前のフィリーネは、「ローゼマインに仕えたい」という自分の言葉を笑わず、真摯に返事をくれたダームエルに励まされて、ローゼマインに捧げるお話を書き続けた。


貴族院でローゼマインの側近に取り立てられたが、実家では父の後妻が家を乗っ取る計画を進めており、領地に帰還してまもなく、弟ともども暴力を受け監禁されてしまう。それを直接助けたのは、ローゼマインの指示で乗り込んだダームエルだった。ダームエルは後妻達に怒りを見せつつもフィリーネを気遣い、家庭の事情で平民の服を着ていた彼女をマントで包み隠した。フィリーネはそんなダームエルの理解ある瞳と優しさに触れ、恋に落ちた。


恋を自覚した当時のフィリーネは、ダームエルが振り向いてくれることはないと思っていたが、それでも想いを大事にしたいと、前向きに頑張っていた。「顔に出ている」と言われるほどで、側近仲間(ダームエル本人を除く)には想いが知れ渡っている模様。


貴族院で結婚相手の話になったさいには、自分が実家を継ぐと語っており、入り婿に向いているという点でもダームエルを意識していた。


ダームエル側

ダームエルは、慣れぬ執務+フェルディナンドの無表情に涙目のフィリーネを励ましたり、貴族達の心ない視線から庇ったりと、フィリーネに親切に接していた。

しかし、フィリーネはローデリヒに気があると勘違いしていて、「中級貴族にあがれる機会は貴重だ」と『助言』したり、自分は結婚相手が見当たらないと嘆いて見せたり、結婚相手にフィリーネはどうかというローゼマインの提案に一度は反対したりもしていた。


ローゼマインの中央移動および、孤児院の子供からも貴族を出す話が出たさいに、フィリーネの弟を貴族に戻すための手段として婚約を提案したが、断られたそうで元気をなくした。自分をかなり低く見積もっている様子で、婚約を断られた原因も、フィリーネのその気のなさだと思い込んでいたらしい。


婚約の提案が出た後

フィリーネは「ダームエルの言葉に甘えるのはダメだと思った、胸を張って隣を歩けるような女性になってから求婚したい」とローゼマインに語った。

ダームエルはローゼマインからその話を伝え聞き、半信半疑ながらも生気を取り戻して、エーレンフェストに残ってフィリーネの選択を待つ意向を示した。


フィリーネは「ハルトムートに求婚したクラリッサを参考にする」と言っていたらしいが……?


ローゼマインの婚約式の日、ダームエルは「フィリーネとの関係」を話題に出されて、何度か頷く、という反応を返しており、主人公は何かしらの変化を感じ取った。(※2)


ちなみに主人公は不自然なほどフィリーネの恋愛感情を見落としており、相手はローデリヒだというダームエルの話もそのまま信じていて、本当はダームエル狙いでは? と気づいた時には混乱した。エラからフーゴへの想いを見落とした描写もあり、主人公が懸想を認めにくい範囲は自分の中だけではないのかも知れない。


参考

それぞれの視点の話

フィリーネ視点(web版)

367『城でのお留守番』

SS10『わたくしの主はローゼマイン様です』

SS44『貴族院からの帰宅』

フィリーネ視点(書籍版)

四部3特典/短編集1『わたくしの騎士様』

四部5『城でのお留守番』

ふぁんぶっく3『主に内緒の図書館見学』

短編集1『わたくしの主はローゼマイン様です』『貴族院からの帰宅』

ダームエル視点(書籍版)

二部3『神殿の昼食時間』

三部5『下級貴族の護衛騎士』(※3)


関連話

web版

336〜338『情報の買取りとフィリーネ』〜『コンラートを神殿へ』

454『別離』

562〜564『カルステッド宅でのお話 後編』〜『子供の魔術具 後編』

574〜575『トロンベ狩りと星結びの儀式』〜『トゥーリの成人式』

674『婚約式』

書籍版

四部3『情報の買い取りと魔力圧縮講座』〜『コンラートを神殿へ』

四部9『出発準備』

ふぁんぶっく4『魔力感知と結婚相手の条件』

主人公のフラグ見落とし

342/四部4『春を寿ぐ宴』

357/四部4『留守番中の生活』

主人公ようやく気付く

540/五部4『青色見習いの受け入れと孤児院の子供たち』


その他

原作者の活動報告やTwitterなどでは、ダームエルの鈍感さやフィリーネの努力だけでなく、卒業式でエスコート相手になること、ダームエル側も恋心を持つこと、キスをする間柄であることなどが、示唆・想定されている。


特に、卒業式のエスコートは、本編の未来の話として決まっている可能性が高い。(※4)


注釈

※1 あくまで推測。洗礼式前のフィリーネがダームエルと出会っている可能性の低さを考えると、洗礼式で出会い、子供部屋で面識を得たと考えるのが自然だが、断言できる描写はない。(2021年7月現在)


※2 婚約式の日にローゼマインとダームエルが面会した部屋には、ジルヴェスター、ボニファティウス、彼らの側近達、エルヴィーラ、アレキ籍になった側近仲間達など、フィリーネを知っているメンバーが多数いる。そんな中でダームエルは、フィリーネの名前つきで恋バナをふられても否定的な態度を取らなかった。フィリーネを相手と見なしていることは周知されていると考えられる。


※3 ダームエル視点の話は、主人公の2年間の眠りの時期までしかない。フィリーネは自分の片思いだと考えたが、フィリーネが側近仲間になった後のダームエルの心情は「不明」である。(2021年7月現在)


※4 『ハンネローレの貴族院五年生』が次回作の案の一つだったころに、ダームエル視点の『フィリーネの卒業式』というタイトルも挙げられていた。本編で「交際相手がいないせいで一人だけ貴族院に行けない」という描写のあったダームエルが縁談なしに貴族院に足を運ぶとは考えにくく、それでもなお特例で卒業式を見に行くと仮定するならば『主の卒業式』などのタイトルが妥当だと考えられるため。


関連タグ

本好きの下剋上

ダームエル フィリーネ 年の差

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