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加茂憲倫の編集履歴

2021-08-03 13:41:40 バージョン

加茂憲倫

かものりとし

加茂憲倫とは、『呪術廻戦』の登場人物である。
※この項目は単行本未収録のネタバレ情報を含む場合があります。


概要

呪術廻戦』の登場人物。

明治の頃に生きた人物で、現在では故人。現状作中での描写はほとんどなく、詳細は不明。


しかし、作中で明らかにされている事実から分かることだけでも、人間のクズと言えるような所業を行っており、ナレーションでも「史上最悪の呪術師」「御三家の汚点」と解説されている。



人物

加茂憲倫は作中世界における明治の初めごろに活躍した呪術師であり、呪術界御三家の名家・加茂家に生まれ、様々な呪術文化財を遺した。

その一方で、基本的には自分自身の目的や欲の為ならば手段を択ばない人物であり、他人を踏みにじることを何とも思っていない人間性の持ち主と描写されており、正確な行動原理は不明だが、恐らくは基本的には知識欲や知的好奇心を優先する人物であろうことが伺える。


呪胎九相図について

加茂憲倫によって作成された特級呪物。詳しい解説は当該項目を参照。

ただ、ここで敢えて取り上げるのは、作中で初めて彼の存在が言及され、かつ、人間性が良くわかるエピソードが差し挟まれているためである。


加茂憲倫がこの特級呪物を制作したのは、呪霊との間に子供を作ることができる特異体質を持つ女性の存在を知ったことから。

当時彼女は、身に覚えのない懐妊に始まり、異形の姿で生まれた赤ん坊を出産したことで、親類縁者からの想像を絶する風当たりにさらされてしまい、救いを求めて赤ん坊の亡骸とともにとある寺を訪れる。

しかし、そこに在籍していたのが、加茂憲倫であった。彼女の体質に知的好奇心を刺激された憲倫は、彼女と呪霊との間に子供を九度妊娠させ、九度堕胎させる。

こうして取り出された九体の胎児は、強い呪力を持った特級呪物として百年に渡り、封印されることとなった。


関連タグ

呪胎九相図  脹相  壊相  血塗
























































以下134話以降のネタバレ






受胎九相図の製作者としてしか語られていなかった加茂憲倫だが、本編で意外な形で虎杖たちの前に登場した。




偽夏油の正体として。


夏油傑は、本編の前日譚に当たる0巻のラストで、五条悟が直接手を下し死亡したはずだった。しかし第90話にて、夏油の呪霊操術、および五条との関係性から五条の心理的隙を突く切り札としての有用性に目を付けた何者かが、夏油の遺体を乗っ取っていたことが判明、そして第134話にて、脹相が呼びかける形でその正体が加茂憲倫であることが発覚する。

脳を入れ替えれば、肉体を転々とできる術式を持っている。この縫い目は術式の縛りであるため、縫い目が無い状態での肉体の入れ替えはまず無い。


これまで夏油を乗っ取った人物の正体として、ファンからは天元九十九由基と並んで加茂憲倫は有力な候補の一人として疑われていたが、その予想が見事に的中した。


しかし、脹相の視点と思われる、明治の頃に生きていた加茂憲倫の頭部にも、現在の夏油と同様に縫い目のような痕が存在していたことが同時に明かされる(脹相はこれで偽夏油が加茂憲倫であると確信したと思われる)。しかも、脹相に名を呼ばれた際には「加茂憲倫は幾つもある名のひとつに過ぎない」と発言しており、この点からも加茂憲倫すら犠牲者の1人に過ぎず、さらにいにしえの時代より生きながらえてきた何者かである可能性が高い。事実本人の発言を信じるなら少なくとも呪術最盛期の1000年以上前、平安時代から活動をしていたらしい。


脹相のモノローグによれば、彼ら呪胎九相図の胎児たちに自らの血を混ぜていたらしく、呪物の製作過程という意味だけでなく、血縁の意味でも彼らの父親であることが判明。ただし、脹相は母を弄んだ外道として加茂憲倫を憎悪し、夏油の姿で再会した現代では今までの経緯から「自分にを殺させようとした」として更に殺意を募らせる。


狡猾かつ計算高い性格をしており直接対面してないにも関わらず宿儺の行動に自分の知識とのずれがあることを気づくなど洞察力も極めて高い。


宿儺の器である虎杖に対し、まるで自分がそうなるように仕向けたと思える発言をしていたが…。



その正体については…ネタバレ注意



ファンからのあだ名は現在の依り代から偽夏油、若しくはメロンパン


ネタバレ関連タグ

加藤保憲:呪術師、永い時を生きている、名前の字面と言った要素が、彼を彷彿させる。オマージュ元の可能性もある。

加茂憲紀:加茂家の子孫。名字だけでなく名前の読みも同じなので、脹相が憲倫の名を呼んだ時は自分の事かと戸惑った。近くにいた2も(彼らの視点では読み方しか分からないとはいえ)思わず彼の方を見てしまった。

????(ネタバレ):額に似たような縫い目のような痕があるが現時点では詳細不明。

蘆屋道満:平安時代の呪術師。その時代から活動していたという発言から連想させる人物。

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