ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ハチクラゲの編集履歴

2021-08-25 19:51:21 バージョン

ハチクラゲ

はちくらげ

ハチクラゲとは、クラゲの一つ。海水中に生息し浮遊生活をする種の総称。鉢虫類とも呼ばれる。

概要

刺胞動物門鉢虫綱に属する海産動物の総称。

一部の例外を除いてポリプとクラゲの両方の世代をもつ。一般にポリプ世代は小形で目だたないが、それに対してクラゲ世代は大形となり、クラゲとしてよく発達していることが多い。ポリプ、クラゲともに、同じ腔腸動物の別の1綱であるヒドロ虫類のそれよりも、その構造はより発達している。ポリプの胃腔内には縦に四つの隔膜があり、また口盤上には漏斗管とよばれる四つのくぼみがつくられている。また、クラゲはその傘縁に普通16個以上の縁弁をもち、また中膠が発達し、胃腔には内胚葉(ないはいよう)に囲まれて下傘側に胃糸が生じている。生殖腺はヒドロ虫類の場合とは異なって内胚葉から生ずる。


受精卵はプラヌラ幼生となり、プラヌラは海底に付着して小形のハチポリプとなるが、このハチポリプからは無性的にエフィラとよばれる小さな幼クラゲが生ずる。ミズクラゲ等では、付着したハチポリプは皿を重ねたような形のストロビラというものになり、それが上方から一つずつ離れてエフィラとなって泳ぎ出る。本綱に属する十文字クラゲ目のものだけは一生付着生活を送っており、このような世代交代は見られない。


主なハチクラゲの仲間

旗口クラゲ目

ミズクラゲ科

オキクラゲ科

ユウレイクラゲ科

根口クラゲ目

タコクラゲ科

ビゼンクラゲ科


関連タグ

刺胞動物 クラゲ

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました