マジレンジャー
まじれんじゃー
概要
小津家が変身する魔法戦隊の総称。魔法戦隊の名の通り、魔法を駆使して戦うのが特徴。
封印が弱まったことで再び地上界の侵略を企む地底冥府インフェルシアから人々と地上を守る為に戦う。
なお、明確なマジトピアの掟として一般人に正体を明かしてはいけないというものがある。協力者すらも純粋な地上人ではないため、スーパー戦隊の中でも1番人間に正体を知られていない戦隊と言える。ただし、あくまで一般人が対象であって、敵のインフェルシアに関しては適応されない。
敵からはマジレンジャーと呼ばれることは少なく、主に魔法使いと呼ばれている。
メンバー
詳細は小津家を参照。元々は5人の兄妹戦隊だったが、中盤から家庭教師兼天空聖者であるヒカルが加わり、終盤で母・小津深雪が復活。父の小津勇も子供たちの元へ無事に帰還。
更にヒカルが次女(青)と結婚するという、平成までの戦隊シリーズではありえなかった戦時中での電撃結婚(戦うメイクドラマのレッドホークとホワイトスワン、婚約者を(結果として)取り戻す為に戦っていたギンガグリーンなど、結婚は戦いの後でというのが定説だった)を行った結果、
赤(三男)・青(次女)・黄(次男)・桃(長女)・緑(長男)・白(母)・紫(父)・ゴールド(娘婿)ついでにペット×2
という、初期メンバー・追加メンバー・司令官(?)にいたるまで、全てが法的な家族構成で固まっているという、史上初の家族戦隊となった。
名乗りは従来の戦隊と違いレッドが最後。全員での口上は「あふれる勇気を魔法に変える!魔法戦隊マジレンジャー!」。また、敵を倒した際にはフィンガースナップをしながら「チェックメイト!」と言う。更に戦闘自体が終わった際には「マジで決めたぜ!マジレンジャー!」ということもある。
メンバーのうち、勇とヒカルは自身が天空聖者なため、そのまま自分たちの力を使っているが、他の5兄妹と深雪に関しては地上の人間であるため天空聖者から力を借りている形となる。そのため、最初から全ての魔法が使えるという訳ではなく、戦いで魔法に必要不可欠な勇気をみせることによって天空聖者がそれに答え、新たな魔法を教えていく。5人の兄妹は当初は未熟だったため、使える魔法が限られていたり、使えても効果がイマイチなことが多かったが、徐々に成長していき立派な魔法使いとなった。一方、深雪は現在に至るまで、魔法力を蓄えていたこともあって、初期から応用魔法まで使えていた。
装備・能力
基本的にマージフォンなどを使って発動するが、時折口だけで発動できることもある。
地上界のメンバーの装備・アイテム
変身や呪文を唱える際に使う。深雪も初期はこれを使っていた。
- マジスーツ
変身した時に装着される強化服。マントが特徴。
魔法ステッキ。魔法を発動させたり、攻撃に使う。
- ローブ
黒色のフード付きローブで魔法力を高める。変身前に脱ぎ捨てることが多い。他にも翼が魔法薬を作る時はこのローブを着ており、異常な煙などから身を守ることも出来る。深雪の「マジーロ」という呪文でマジジャケット(5人の普段着)とともに与えられたが、魁には与えられず、こちらは自力で生み出している。
- マージハット
マジュナ・マジュナを使用する際に使う(本来ならなくても使えるが、初期は魔法力が足りなかったためこれが必要だった)。
5兄妹の装備
魔法のグローブ。ジー・ジー・ジジルの呪文で出現する。
魔法の箒型の飛行マシーン。より遠い場所に行く時や、急用がある際はこれを使用する。普段は普通の箒の形で魔法部屋に飾ってある。海外版ではレッド機のみがフレイムサイクルというバイクに変形する。
レジェンドマジレンジャー時に使用する杖。ヒカル曰く、原始のマージフォン。
マジシャインの装備
- マジチケット
チケット型のアイテム。これをグリップフォンで挟むことによって様々な効果を発揮する。
変身の他、マジチケットを使った魔法を使う際に使用する。
- 魔法の鎧
マジシャインに変身した時に現れる頑丈な鎧。スピード以外を強化する。
- マジランプ/マジランプバスター
魔法のランプでスモーキーの待機場所。戦闘時には銃型の武器となる。
- デュエルボンドソード
主にサンジェル時に使う剣だが、稀にマジシャインの状態でも使う。
- 魔法ジュータン スカーペット
ヒカルの移動手段である空飛ぶ絨毯。ちゃんと意志を持っているらしく、ヒカルにお礼を言われた際に頭部を下げていた。
ウルザードファイヤーの装備
- ファイヤーウーザフォン
赤いウーザフォン。変身や魔法を唱えるのに使う。
- ジャガンシールド・ウルサーベル
ウルザード時代も使用していた盾と剣の武器。ただし、色は赤くなっており、ジャガンシールドの目も開かなくなっている(ゴーカイジャーでは何故か開いていたが)。