サイファー・アルマシーとは、スクウェア・エニックスのRPG『ファイナルファンタジー8』に登場するキャラクターである。
概要
傭兵養成学校バラムガーデンに所属するSeeD候補生の少年。
主人公であるスコール・レオンハートとは実質的なライバル関係にあり、物語でも彼とスコールはオープニングから刃を交えることとなる。
シンボルマークは『十字剣』。
スコールと並ぶ天才的な資質がありながら、それ以上に我の強さが前面に出てしまう奔放で直情径行な性格のために、学園始まって以来の問題児として教師たちの頭痛の種になっている。スコールたちとは歳が一つ上であり、とっくにSeeDとして活躍していてもいい実力もあるのだが、先述した性格が災いして独断行動や不必要な戦闘を度々起こすため、毎回試験では落第点となっている。
なぜが風紀委員の委員長をやっているが、実体は学園の番長といったもの。自分に手向かうものは『骨のあるやつリスト』という謎の名簿に記録している。そのほか、校則違反の称してほかの生徒の私物を巻き上げたりもしているようである。
舎弟に風神と雷神がおり、二人から下心なしに慕われているところをみると、人の上に立つ素養は充分にあるといえる。
リノアからはかつて想いを寄せられており、出会いについて詳しいことは判明していないが、開発スタッフ曰く「ティンバーあたりでブイブイいわせていた頃に知り合った」ということらしい。
ゼル・ディンを『チキン野郎』、セルフィ・ティルミットを『伝令の女』といったように、あまり興味のない第三者には勝手にニックネームを付けるクセがある。
物語では、序盤のSeeD資格試験でスコールとゼルとチームを組むが、やはり試験中にスコールたちを独断行動に巻き込んでトラブルを起こす。結果、反省用の独房で謹慎処分となるも、ガルバディアでのリノアの危機を聞いて独房を抜け出す。その先で魔女イデアの誘惑され、彼女の騎士となってスコールたちと敵対することとなる。
武器
スコールと同じくガンブレードを武器に戦う。
彼の使うものは『ハイペリオン』というオート拳銃型で、その構えもフェンシングのように片手で地面と平行に構える独特なもの。
SeeD資格試験のみプレイヤー操作が可能で、スコールと同じ感覚で扱える。
瀕死時に発動できるスキルは『ざこちらし』で、火炎魔法で敵を吹き飛ばし、とどめに大きく一閃を見舞う剣と魔法の複合技による全体攻撃。