波動ねじれ
はどうねじれ
『どの子も皆気になるところばかり! 不思議』
『ねえねえなんでケンカするの? "個性"同じだから?変なのっ』
プロフィール
雄英ビッグ3の紅一点 衝撃波で敵をねじ伏せる!!
気になる事は何でも聞いちゃう 好奇心旺盛な不思議ちゃん
―――僕のヒーローアカデミア 公式キャラクターブック2 Ultra Analysisより
人物
ねじれた水色のロングヘアを持つ美少女。
並みのプロヒーロー以上の実力と人目を惹く外見、文化祭のミスコンでも毎年上位にランクインするような人気とアイドル性を兼ね備えており、雄英高校トップの一角として将来を期待されている。
性格はヒーロー科の生徒の中でも人一倍おしゃべりで好奇心旺盛。
ヒーローインターン制度の説明のために1年A組の教室に招かれた際には、自己紹介そっちのけでA組生徒を質問攻めにし、その移り気なマシンガントークで一同を唖然とさせた。
幼気で人懐っこく、それでいてどこかつかみどころがない、不思議ちゃん的な雰囲気を醸し出している。
上鳴や芦戸からは「天然っぽい」「幼稚園児みたい」とも言われていたが、実戦では意外にも周辺の状況をよく観察した戦略的な戦い方を心がけている。
実力面では天喰と並んで以前から抜きんでていたが、雄英体育祭では目立った結果は残せておらず、インターンを機に本格的に実力を開花させたらしい。
個性
"個性"は『波動』。
自身の活力をエネルギーにして衝撃波を放つ。
ただし衝撃波はなぜかねじれるのでスピードはあまりない。
高威力の衝撃波を放つためにはエネルギーを充填しなければならず、エネルギーの底が尽きると自分もまた身動きが取れなくなってしまう。
また、現場で使用する時は、仲間との連携や周辺被害を抑えることを意識した工夫が必要で、この人と似たような悩みも抱えている。
強力だがかなり癖の強い"個性"と言えるだろう。
雄英高校で三年間の訓練を積んだ現在の彼女は、この"個性"を自由自在に使いこなしており、ねじれる波動の細かい出力の調整や空中浮遊もお手の物。更に超常解放戦線との全面戦争では、「ねじれ」の性質を逆に利用して、人の乗った大型バスに衝撃波を巻き付け、そのまま宙に浮かせるような繊細な技術も披露した。
死穢八斎會との闘いでは見せ場に恵まれなかった彼女だが、全面戦争の最終決戦では、手負いとは言えAFOやニア・ハイエンドを相手取り、轟の『半冷半燃』と並んで、AFOに「強い」と言わせるほどの卓越した力量を見せた。
必殺技
- ねじれる波動(グリングウェイブ)
広範囲に拡散する衝撃波による強力な一撃。
彼女の代名詞的な技であり、作中では巨大化したヴィランを一撃で昏倒させ、更にアニメ版では轟の『穿天氷壁』で作り出した巨大な氷塊を豪快に粉砕して見せた。
ただ本人曰く「でっかいのはムズかしい」ようで、無暗に放つと周辺被害を拡大させてしまうため、実戦での使いどころが難しい。
- ねじれる洪水(グリングフロッド)
両腕の衝撃波を重ね合わせた一点集中型の大技。
活躍
仮免を取得した1年A組の前にヒーローインターンの有用性を説明するために、他のビッグ3のミリオ、天喰と共に現れた。
その後、麗日、蛙吹にお願いされてリューキュウを紹介し、共にインターン活動することになった。
インターンでは、パトロール中の敵確保などで3人の連携を高めた。
その最中に、サー・ナイトアイに死穢八斎會に対する作戦会議に呼ばれ、リューキュウ事務所として死穢八斎會潜入捜査に協力する。
死穢八斎會潜入捜査の際は、玄関口でリューキュウ、麗日、蛙吹と共に鉄砲玉・「八斎衆」活瓶と交戦した。
天喰、ミリオと比較すると目立った活躍は描かれていないが、活瓶のブースト"個性"により後輩達が行動不能となる中で一人奮戦し、事件後も大多数のヒーローがダウンしたにも関わらず警察とともに避難確認に参加するなど、各所で地力の高さを伺わせた。
雄英文化祭では、甲矢の提案でミスコンに毎年出場している。
1、2年次ではサポート科の絢爛崎に惜しくも敗れたが、3年次では自身の個性と魅力を全面に押し出した演出で勝負し、念願のグランプリの座に輝いた。
冬のインターンでは、引き続き麗日、蛙吹と一緒にリューキュウの元で活動する。