「我が名に懸けて！」
概要
カラードランクは５。オーメル陣営のリンクスとしてはオッツダルヴァに次いで上位。
高いAMS適性と安定した精神を兼ね備えており、企業にとって最も理想的なリンクスの一人と言われている。
ローゼンタールの象徴でありARMORED CORE4(以下AC4)に登場したオリジナルのリンクス、レオハルトから受け継がれたノブリス・オブリージュを駆る。
エンブレムはレオハルトの大盾から、槍と盾を持った甲冑になり、攻撃性が強くなったデザインになっている。
性格は先代と同じく騎士道精神溢れる真面目で実直な人物。
クレイドルに住む多くの人々を守るという使命を持ちこのために機体を駆っている。
その使命のためか、敵対する者にたいして侮蔑・軽蔑を込めた台詞を叩きつけてくる。このあたりは戦闘中でも終始好青年であるレオハルトとは異なっている。
敵と味方とでは印象が違って感じる人物である。
機体説明
機体名 ノブリス・オブリージュ
御存じAC4から続投する高貴なるネクストAC。通称破壊天使。
象徴的な武装・破壊天使砲ももちろん顕健在。
変更点は、右腕武器が通常ライフルのMR-R100Rから突撃型ライフルのMR-R102に、左腕に装備しているスタビライザー(AC4と同じ物)が専用になっている。
また、破壊天使砲の攻撃エフェクトが前作の迫力満点の極太ビームから針のようなレーザーに変更され、スケールダウンしている。
レオハルトと違いジェラルドは背中の破壊天使砲を積極的に使ってくる為、ランク相応の強さを見せてくれる。
ノブリス・オブリージュはEN関連とPA整波性能、安定性がチューンされた撃ち合い型なので、上手く死角に周り込めんで攻めよう。しかし、破壊天使砲の威力は高いので油断は禁物。
ストーリーでの活躍
アルテリア・カーパルス防衛、襲撃共に登場
このミッションは企業ルートとORCA旅団ルートの分岐点になっており、物語の結末を変えるターニングポイントとななっており、重要な場面での搭乗となる。
企業ルート
主人公と共にORCA旅団所属のイレギュラーリンクス、ジュリアス・エメリーを撃退するべく出撃する。
ミッション開始早々、カーパルスに続く一直線の長い橋の上から
｢ノブリス・オブリージュ、青いイレギュラーを排除する！｣
と言ってオーバードブーストで飛んで行く姿はそのビジュアルと相俟って非常に格好良い。
さすが前作の看板機体の一機を駆るリンクスである。
なお、青いイレギュラーとはジュリアスの機体色のことではなくエンブレムの色のことを指している。
ジュリアスとは顔見知りのようで、彼女に圧倒されると
｢鈍ったものだな、ジェラルド・ジェンドリン｣
｢何故、君が・・・ジュリアス・エメリー・・・｣
と、二人の過去に何か関係を匂わせるようなセリフを言う。
なお、このミッションでのジェラルドの台詞に
｢ネクスト一機で何をする気だ。大胆過ぎたな、イレギュラー｣
とAC4では考えられない台詞がある。
嘗ては一機で国家の全戦力以上の力と見なされていたのだが・・・。
アームズフォートに主役の座を奪われ、汚染された大地に置き去りにされたリンクスとネクスト機体の扱い・時代の変化が良く分かる台詞である。
「反動家共め、何を考えている」
ORCAルート
カーパルスを襲撃した主人公を撃退するべく現れる。
その際の第一声は
｢空き巣とは、なんとも情けない。匪賊には、誇りもないのか？｣ ｢生き易いものだな、羨ましいよ｣
と見下し感全開で 、オーバーブーストで一直線に突っ込んでくる。
この時の「羨ましいよ」は鼻で笑ってるように言ってくるのが特徴で、「ふらやましいよ」に聞こえる。ふつくしいと同じような感じ。
追い詰めると発言する
｢ここはクレイドルの要だ、簡単には譲れないよ｣
との台詞から、ジェラルドの考えや戦う理由を汲み取れる。
「信じられん・・・ノブリス・オブリージュがこうも抑えられるとは・・・」
