概要
ウルトラマンレオの必殺技の一つ。片足に高熱エネルギーを集中し、赤熱化したまま空中からキックを加える。バリエーションとして、バットンやアクマニア星人に使った両足で蹴るレオキック、錐もみ回転を加えてギラス兄弟の首を刎ねた「きりもみキック」、光らせた両脚でアンタレスの尻尾を挟み切った「レオキックスライサー」もある。倒された相手はどういうわけか火花を吹き出し、バッタリと倒れ込んで大爆発する。
ウルトラシリーズにおいて決め技が格闘技になることは少なく、使っても一回きりの場合が多かったが、何度も使うド派手な格闘技として、レオを象徴する技である(後にこの技を検証したクゼ・テッペイも、「レオの身体能力、とりわけジャンプ力を最大限に活かした技」と評している)
ベキラ、ケットル星人、ウルフ星人、サタンビートル、ガメロット、バットン、ババルウ星人、ブニョにトドメを刺している。
円盤生物は浮遊しているために受け流されて効果がいまいちなのか、アブソーバには直撃したが耐えられている。
平成以降も、リフレクト星人を貫通したり、にせウルトラ兄弟をぶちのめしたり、怪獣兵器となったタイラントを一撃で粉砕したりと大活躍である。
『ウルトラファイトビクトリー』ではスーパーグランドキング・スペクターに弟のアストラのダブルキックと共に腹部から発射した破壊光線によって押し返された。
なお上記のように効かなかった敵はいるものの、劇中でこの技を避けたのは『レオ』第38話でのウルトラマンエースのみである。
ウルトラマンメビウスはレオキックを参考にメビウスピンキックを、レオ兄弟の弟子のウルトラマンゼロもウルトラゼロキックを決め技の一つとして使用しており、レオキックとの同時攻撃も時々使用している。
また弟のアストラもゲーム作品『Fighting Evolution 3』でレオキックに相当する技として「アストラキック」が使用技となり、『ウルトラファイトビクトリー』にて映像作品初使用となった。
他のウルトラマンの蹴り技
- 流星キック、ウルトラスピンキック(ウルトラマンジャック)
- スワローキック(ウルトラマンタロウ)
- 36文キック(ウルトラマン80)
- ストロングボム(ウルトラマンダイナ・ストロングタイプ)…ストロングタイプは、レオと同じく格闘技で決める事が多い。
関連項目
レオナ・ハイデルン - 名前もそのままにパk…コピーしている。必殺技ではなく空中ふっとばしがそれ。