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ユリウス・ラファ・ホルファートの編集履歴

2022-04-29 12:24:35 バージョン

ユリウス・ラファ・ホルファート

ゆりうすらふぁほるふぁーと

ユリウス・ラファ・ホルファートとは、小説『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』の登場人物である。

声:鈴村健一(アニメ)、逢坂良太(ドラマCD)


概要

ホルファート王国の王太子でアンジェリカ・ラファ・レッドグレイブの元婚約者。


本来は転生者リオン・フォウ・バルトファルトの前世がプレイしていた乙女ゲーの第1作主人公オリヴィアの攻略対象の1人で、その中でもメインとなる人物であった。

だが、リオンと同じ転生者であるマリエ・フォウ・ラーファンによるプレイ内容を元にした介入の結果、彼女に夢中になってしまい、それが原因で物語全体に大きな狂いが生じてしまう事になる。


経歴

物語開始前

ホルファート王国の国王夫妻であるローランド・ラファ・ホルファートミレーヌ・ラファ・ホルファートの間に、王太子及び次期国王としての責務を背負う運命を背負って生まれたユリウスだが、自ら望んでそうなった訳では無いのを理由に、既に幼少期の頃より自分の立場に嫌気が差しており、この時点では特に嫌ってはいなかった婚約者のアンジェとも気持ちが擦れ違っており、それによる反発心の影響か、自身の通う学園では王太子の立場を良い事に、自身を敬う誰に対しても尊大な態度を見せていた。


そんな中、ある日の登校中にて遭遇したマリエにも尊大な態度を取り、それに反抗した彼女から強烈な平手打ちを受けるが、逆にその事で自身に明確に反発を見せた彼女に興味を抱く事になる。やがて自身の苦しみを理解してくれた(と思い込んだ)彼女に対し、婚約者のアンジェの存在を意に返さない程の強烈な恋心を抱き、同じく恋心を寄せるジルク、ブラッド、クリス、グレッグの4人と火花を散らす事になる。


が、実はマリエの行動と立場は本来リビアが担うはずであった物で、邪な目的の為に近付いて来たマリエの不誠実な本性など知る由も無く、「イケメンの金づるの一人」としてユリウスは良い様に利用されていく事になる。


本編

王太子時代

他の4人と共にすっかりマリエに夢中になっていたユリウスだったが、その所為で自身の婚約者でありマリエを警戒するアンジェとの関係が険悪化する一方となり、アンジェの取り巻きが勝手にマリエの教科書を燃やした件では、「アンジェに命令されてやった」という取り巻き達の嘘を鵜呑みにし、本人の言い分もロクに聞かず一方的に責め立てる等、仮にも婚約者である彼女を蔑ろにし続ける。

その結果、遂にはパーティー会場にて半ば自暴自棄に陥ったアンジェがマリエに決闘を申し込む事態を招いてしまうのだが、ここでもマリエの味方に付くというスタンスを一切崩そうとせず、完全に彼女が周囲に悪女扱いされ、孤立に追い込まれてしまう事態へと発展させる。

だが、余りにも悲惨で本来のゲーム展開から大きく外れてしまった状況を見るに見かねたリオンが介入してくる形で決闘を挑まれる事になり、各試合は1対1とはいえ、五人掛かりのアンフェアも良い所な決闘を行う事になる


が、当初の予想とは裏腹に、決闘ではリオンの搭乗するアロガンツによって、ブラッド、グレッグ、クリスの三人は次々とあっけなく敗北。ジルクに至っては自身を守ろうとするあまり卑劣な手段でリオンを抹殺しようとするもそれも失敗した上で敗北する等、恥の上塗りを重ねていく事になる。

そして他の四人の敗北後、マリエの5番手代理人として参戦。大勢の観衆から応援を受けるも、ルクシオンからは自身の鎧を「他の鎧よりも優秀そうだが、本当にそれだけ」と酷評されていた。

リオンのアロガンツとの決闘の中、王族に生まれたくなかったという不満だけでなく、マリエだけが自分の事を見てくれると、それまで自身の許嫁としての厳しい教育に耐えてきたアンジェの気持ちを何一つ省みない暴言までぶちまける。

しかし、人生の瀬戸際に立たされて必死に這い上がって来たリオンからしてみれば、ユリウスの言い分は「世間知らずなお坊ちゃんの贅沢な甘ったれ」でしかなく、苛立ちを覚えた彼から一方的に痛めつけられ匙を投げられそうになるが、「俺かお前が死ぬまでこの決闘を禁じる」という王族になりたくなかったという主張から完全に矛盾した王族としての強権を行使。更には自身に尽くそうとしていたアンジェの自身に対する愛を「押しつけ」と罵倒して彼女の心を深く傷付け(隣にいたオリヴィアはおろか近くにいた生徒達もユリウスにあまりな物言いをされて泣いているアンジェに同情していた)、リオンからの最終警告(アンジェの実家で最大支援者でもあるレッドグレイブ家に恥をかかせれば、自身の破滅は免れられない為)も耳を貸さない態度に出た結果、自身の鎧を完全破壊される形で敗北を喫した


その後、負傷した自身の元へアンジェが見舞うも、「お前にもレッドグレイブ家に対しても無礼のは解っているが、もうお前を女として見る事はできない」と、結局彼女からの想いは最後まで拒絶の一点張りを通し、遂に決別を言い渡される。

そして、婚約は正式に解消される事になるのだが、同時に決闘において他の四人共々醜態を晒した結果、実家に見限られて廃嫡の身となり、更にアンジェの実家であるレッドグレイブ家を始め、他の四人と婚約関係にあった者達やその実家からも凄烈な怒りと恨みを買ってしまい、後にWeb版でヴィンスとギルバートの親子が現王家を見限る遠因の一つにもなっている。

が、実質的にニートとなり人生の瀬戸際に立たされた状況も何処吹く風。セレブ生活の野望を瓦解に追い込まれて絶望的になっているマリエの本心など知る由も無く、「これでマリエと真剣に向き合える」と、決闘の約束も完全に無視する気満々で他の四人共々能天気な考え方をするのだった…。


廃嫡後

決闘からしばらくして、結局は正式に交わした誓いを反故にする形でマリエの元に居続け、夏季休暇中は冒険者としてダンジョンに挑みながら日銭を稼ぐ日々を送っているが、意外にもそれ程不満はないらしく、仲間共々自由を楽しんでいる模様。

貧乏生活まっしぐらのマリエを除いて…。


が、二学期の学園祭にてホストクラブ喫茶を出し物にした際、お忍びで店にやって来たミレーヌが現れ、元・王族でありながら神聖な決闘での約束を反故にしてリオンを卑怯者呼ばわりする事実や、出し物の内容が破廉恥な上に客に要求する金があまりにもぼったくりであった事から激怒を買ってしまう事になる。

一方で、自身もまたその母がリオンに懸想されて満更でも無い様子を見せている事に困惑し、頭を痛める羽目になる。


王家の船の絆採点は男性90点、女性17点だったが、神殿と聖女が公国との戦争に行った時について行けなかったので嫌われて当然と勘違いしている。

王太子である為、公式には直接戦争に参加できない事から、鎧で戦闘をする時は「仮面の騎士」として正体を隠す。リオンとその派閥には正体がバレバレだったが、他の4人には最終決戦直前まで正体がばれなかった。


職人を目指すほど串焼きに嵌っており、皮肉な事にそのお陰で無駄使いは一番少ない方であり、マリエからは評価されている。


関連タグ

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残念なイケメン 串焼き 愛すべき馬鹿

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