概要
『テイルズオブザテンペスト』に続くDS二作目のテイルズオブシリーズ。
固有ジャンル名は「想いを繋ぐRPG」。
テイルズオブシリーズ初、CEROレーティングがBだったソフト。
2012年1月26日にはプレイステーション・ヴィータ用『テイルズ オブ イノセンス R』(テイルズ オブ イノセンス アール)が発売された。タイトルの「アール / R」は再構築(リイマジネーション)の頭文字。ストーリーはDS版から再構築され、フルボイス化(一から収録し直されている)や新キャラクター・新シナリオの追加が行われている。データの流用はなく、すべて組み直されている。
pixivでは、主に略称であるTOIタグがつけられることが多い。
ストーリー
世界は騒乱の真っ只中にあった。「王都レグヌム」と「西の国ガラム」との間では戦争が勃発し、戦争により大地は荒れ果て、戦争孤児や食料不足などが深刻化していた。
そんな中、世界に「異能者」と呼ばれる超人的な力を持つ者が現れ始めた。その力は強大すぎるため忌むべきものとし、王都レグヌムでは「異能者捕縛適応法」と呼ばれる法案が施行された。この法律により、レグヌムを中心に異能者狩りが始まった。
この事態に「アルカ教団」という組織が立ち上がる。アルカ教団は、異能者らを保護する団体を名乗り、世界各地で信者を獲得していった。
異能者の存在により、さらに混乱する世界。そして商家の一人息子、「ルカ・ミルダ」は自らの中の異能の力を呼び覚ましてしまう。
キャラクター
詳細は各タグを参照。
- ルカ・ミルダ…本作の主人公。前世はセンサスの将軍「アスラ」。得意属性は火。
- イリア・アニーミ…本作のヒロイン。前世は豊穣の女神「イナンナ」。得意属性は水。
- スパーダ・ベルフォルマ…不良だが、義に厚い青年。前世は意志を持つ剣「デュランダル」。得意属性は風。パーティキャラクターで唯一、回復天術を習得しない。
- リカルド・ソルダート…凄腕の傭兵。前世はラティオの戦士「ヒュプノス」。得意属性は地と闇。
- アンジュ・セレーナ…癒しの力を持つ聖女。前世はラティオの軍師「オリフィエル」。得意属性は光。聖女と言いつつも、スペックは『テイルズオブザワールドレディアントマイソロジー』で言うところの盗賊で、相手のアイテムを盗む「ローバーアイテム」を習得する。
- エルマーナ・ラルモ…愛称エル。最年少ながらも面倒見のいい少女。前世はアスラの育ての親「ヴリトラ」。雷以外の属性の上級天術が使える(TOI-Rでは上級天術はコンウェイに取られてしまったので使えない)。
- コーダ…イリアが実家で飼っているミュース族という生き物。旅について来ている。
- コンウェイ・タウ…『PS Vita版』に登場する新キャラクター。異世界の狭間で魔物に襲われていたルカたちを助けた青年。異世界の住民を名乗り、「二つの魂を救済する」という目的のためにルカたちの旅を見届けたいと語り、彼らの旅に同行するようになった。
- キュキュ・セレツネワ…『PS Vita版』に登場する新キャラクター。
- ハスタ・エクステルミ…本作のボスキャラクターの一人。個性的な喋りと性格から人気を博している…らしい。
- チトセ・チャルマ…本作の敵キャラクターの一人。本来は良い子であるが、前世と同調していくにつれかなりのヤンデレへと変貌する。