ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

佐藤明の編集履歴

2022-07-03 23:04:26 バージョン

佐藤明

さとうあきら

佐藤明とは、『ザ・ファブル』の主人公(の偽名)である――――。

概要

演:岡田准一(実写映画版)


漫画『ザ・ファブル』の主人公。


裏社会では名の知れた天才殺し屋。現場に出始めてから6年間で71人を殺害しながらも、その実態を何者にも掴ませないという仕事ぶりから、裏社会でさえ「ファブル(寓話)」というあだ名で都市伝説扱いされている人物。本名・年齢は不明。

組織のボスにより殺し屋稼業の一時休業を言い渡され、昔から組織と縁のある暴力団・真黒(マグロ)組の庇護の元、大阪に潜伏することになる。その際にボスから「佐藤明」の偽名を与えられ、一年間誰も殺さず一般人として生活するよう命じられる。大阪では仕事のパートナーである佐藤洋子(偽名)と兄妹という設定で暮らしている。

血縁関係に関しては、実の両親の顔すら覚えておらず、気が付いた時には組織のボスが育ての親となっていた。


能力

殺しの才能を見出した組織のボスによって、物心つく前から最長で一ヶ月のサバイバル生活など過酷な専門訓練を受けており、戦い方・道具・場所のいずれも選ばずにどんな敵だろうと6秒以内に殺せる作中最強クラスの技術を持っている。

上記のサバイバル生活では殆ど知識も無いまま山中に放り出されており、時には餓死寸前の状態でありながらも生き抜くため、あらゆる毒草や生物等を己の味覚と嗅覚だけを頼りに吟味し続けてきた結果、毒物に対しては極めて敏感となっている。そのためか、熱い食べ物や飲み物は完全に冷ましてから口にするのが癖となっており、周囲からは極度の猫舌と捉えられてしまっている。因みにチョコレート等の甘い物も苦手。

アルコールに対しても耐性があり、一度も負けたことが無いと豪語するほどではあるが、その際には普段は目立たない今までに負ってきた熾烈な経験を物語る傷跡が身体中に浮き出てくる。但し、傷や怪我の治癒力自体は高く、常人には深手となる傷を負っても応急処置だけで翌日には何事も無く休業中に始めたアルバイト先へ出勤が可能なほど。

先述のサバイバル訓練によって、身体能力や精神力だけでなくあらゆる感覚も研ぎ澄まされており、並大抵の相手であれば格闘・射撃問わず目線すら合わせずに制圧したり、庇護となった真黒組の住宅に仕掛けられていた小型監視カメラの位置を全て一瞬で見抜いたり、僅か4秒で現状把握および退避しないとならないドア越しのブービートラップを初見でありながらも無傷で切り抜けたりしている。

記憶力は一晩寝たら忘れてしまう程度であり、流石に洋子ほど卓越してはいないものの、一瞬程度の記憶力ならば常人よりも遥かに優れる。

暗殺者特有の気配や殺気を消すことによる擬態にも長けており、その弱者を演じる徹底ぶりは同じ組織の幹部ですら気付かず、(顔を知らなかったとはいえ)ひ弱な一般人だと勘違いしてしまったほど。それどころか、同業者や同じ組織の人間との殺し合いの時でさえ、暗殺者特有の気配を完全に消して強さのオーラすら感じさせないようにしてしまうことも可能であり、単純な殺しの腕前だけではないまさに組織のボスをして暗殺者の最高傑作と言わしめている要因の一つであるとも言える。

自己マインドコントロールのように、自身のスイッチの切り替えが必要なときは、顔面全体に力を入れて奇妙な表情をしつつ、額を人差し指でトントン叩く。


人物像

仕事をこなすという意味では何人殺そうが平気であるものの、殺人そのものを好む快楽殺人者というわけではなく、普段は温厚で受けた恩義は返したり、誠意には応えようとする義理人情に厚い性格。

表情に乏しく感情を表に出すことはないが、お笑い芸人のジャッカル富岡のファンで、彼の出演する番組を見ては爆笑している。

殺しのプロフェッショナルである自覚が強く、「プロとして」と呟くことが多い。一方で裏の世界の感覚で生きているために世間ズレした言動を周囲から指摘されることが多く、「普通」という言葉を気にしている。また、自身だけでなく一般社会・裏社会を問わず賞賛に値すると思ったことに対しては、「プロやな」と呟くこともある。

組織のボスや洋子曰く、サヴァン症候群の可能性があるとされており、尚且つ一般常識には殆ど触れることも無く生きてきたため、その分「普通」の生活を目指していく中で組織の他の人間よりも度々難儀することがあるのはそのためとされる。

実際、休業中に始めたアルバイト先での社員との食事の際は枝豆を皮ごと食べたり(訓練によって嗅覚が研ぎ澄まされているので、防腐剤の匂いがするのは食べない)、秋刀魚を頭から骨ごと残さずに食べたりしている様子を奇異な目で見られているものの、本業の気配を消す擬態の能力に長けているお陰で、周囲からは単に個性的な人物として認識されている。

その他、自宅では常に全裸で過ごしており、睡眠の際はベッドに変わり身を作っておき、自身は浴槽で丸まって寝るなどの奇癖もある。

愛銃はナイトホークカスタム。暗殺者として仕事をする際は、暗色の目出し帽を被る。


人間関係

プロとして一般人らしい生活を目指すべく、街で不良に絡まれてもわざとやられて弱いフリをする、インコを飼い始める、小さなデザイン会社でアルバイトを始めるなど、表の社会に順応するために日々奮闘するが、匿われている組織が暴力団である以上、休業中に関わらずどうしても裏社会のトラブルに巻き込まれてしまうときもある。

それでもこうした「普通」を目指した生活を通し、休業中に始めたアルバイト先にて仕事を任されることに対する喜び、これまでは意識してこなかった明日やしばらく先のこと、そして守るべき者の大切さについて考えるようになるなど、次第に心境の変化が表れ始めていくこととなる。


関連タグ

ザ・ファブル

佐藤洋子…運転手兼パートナー。明の妹という設定で同じく休業を言い渡されている。

暗殺者 サヴァン症候群

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました