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メラクセスの編集履歴

2022-07-12 20:26:01 バージョン

メラクセス

めらくせす

白亜紀後期のアルゼンチンに生息していたカルカロドントサウルス科の獣脚類で、2022年に命名されたばかりの新種。

概要

2022年に命名されたカルカロドントサウルス科獣脚類で、属名は『ゲーム・オブ・スローンズ』に登場するドラゴンの名前に由来する。

ギガノトサウルスマプサウルスティラノティタンとともにギガノトサウルス族を構成する。


カルカロドントサウルス科の中でも非常に発掘された骨格の保存率が高く、完全に近い頭骨、胸筋骨、骨盤、部分的な前肢、完全に近い後肢、肋骨、頸椎、尾椎骨などが発見されている。

これらを元にアクロカントサウルスなどの近縁種と比較した結果、推定される大きさは全長11m・頭骨長127cm・体重4t程とされる。これに対して前足は60cm程度と短く、アベリサウルス科ティラノサウルス上科との収斂進化が指摘されている。


骨組織学的分析によるとホロタイプ標本の個体で死亡年齢53歳という結果が得られており、既知の非鳥類型獣脚類で最も長命のものである。ティラノサウルスなど他の科に属する大型獣脚類より成長が遅く、30~40歳で成熟した可能性も指摘されている。


化石はアルゼンチン白亜紀後期初頭の地層であるフィンクル累層から産出しており、共存していた恐竜にはアルゼンチノサウルススコルピオヴェナトルのほか、近縁種のマプサウルスがいる。体格ではメラクセスの方がやや小ぶりだったものの、両種がどう住み分けていたかは判明していない。


関連タグ

獣脚類 カルカロドントサウルス科

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