概要
木星産クロスボーン・ガンダムの2号機。
木星独自の技術との折衷案として設計された機体で、頭部は木星式のモノアイに加えデスフィズのようにつばが左右に広がっておりアンテナは左側頭部に1本、四肢も木製帝国のMSによく見られる曲面的な意匠になっている他、フレキシブルスラスターは多関節式で触手のようにしなり一節に2基ずつ、一本につき計10基のノズルを備えている異形の形状となっており、その容姿は過去のクロスボーン・ガンダムとは大きくかけ離れた物になっている。
一度は完成した物の、X-11と『同等』の性能では納得しなかった好戦派の主導で調整と改造が続けられていた。
しかし本家クロスボーン・ガンダムに見られたフレキシブルスラスターのX字の配置、フェイスオープン、コア・ファイターとの分離合体等の特徴は概ね受け継いでおり、装備の規格もX-11と共有している。
また現在のパイロットに合わせて装備とカラーリングも変更され、別名「薄紅姫(ペイル・ルージュ)」と呼ばれている。