古強者の貫録
原型は「P-36 モホーク」で、これは1930年代に開発された戦闘機である。
当時としては近代的な設計を取り入れており、
全金属製で単葉機、さらには引き込み脚を採用している。
エンジンはプラット&ホイットニー(P&W)の空冷エンジン(1184馬力)を搭載しており、
P-40よりもさらに1t(3割近く)近く軽量である。
太平洋戦争ではビルマで活躍しており、軽量なので格闘戦ではまだ分がある。
日本のパイロットには『ヒラヒラ飛ぶので決して油断できない相手』とも評価されている。
(無論、『中途半端な駄作』とする意見もある)
P-40はこの設計を生かし、より大馬力の液冷エンジンを搭載した戦闘機として開発された。