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グレムリン(映画)の編集履歴

2022-12-18 23:04:53 バージョン

グレムリン(映画)

ぐれむりん

1984年制作のアメリカの映画作品。

概要

プロデューサーはスティーヴン・スピルバーグが担当し、監督はジョー・ダンテ。1990年には続編の『グレムリン2 新・種・誕・生(Gremlins 2 The New Batch)』が制作された。


現代では同作に登場するモンスターを指すようになった。ジョー・ダンテによれば、1943年のディズニーの漫画『gremlins』に影響を蒙ったそうである。原案担当は「家の屋根裏でが走る音を聞いてびっくりした」という体験から着想を得たと語っている。


あらすじ

発明家の父親、ランダルはチャイナタウンの骨董店で見たこともない生物『モグワイ』を発見し、息子のビリーにクリスマスのプレゼントとして贈ることにする。


愛嬌のあるモグワイにビリーはギズモと名付け、すぐに仲良くなるのだが飼育の際には守らなければならない3つのルールがあり、それを破ったとき、恐ろしい事態が待ち受けていたのだった…。


キャラクター

モグワイ

詳細は「モグワイ」を参照。


グレムリン

前述の様に元々はグレムリンは存在せず、モグワイが深夜0時を過ぎてから食べ物を摂取する事によってのみ、グレムリンは誕生する。

優しく大人しい性格のモグワイと違い、一旦グレムリン化した物は凶暴な性格となる。単に悪戯好きというレベルを超えて、明らかに人に危害を加えたり、場合によっては殺人なども平気で犯す(その場が楽しければ、仲間同士でも殺し合いのゲームなどに興じる)。

グレムリンズ!!

モグワイの時は体長30cm程度で、小型の哺乳類リスザル)の様な愛らしい外見をしているが、グレムリン化すると体長は倍の70cmにもなり、外見も鱗で覆われた爬虫類っぽい感じとなる。また爪や歯も鋭く尖り、非常に残忍な性格となって、自堕落に暴飲暴食を楽しむ生態になる。

また、変態により体が大型化するので力なども強くなるが、反面知性はやや劣るほか、ミキサーで刻まれたり、電子レンジでチンされたり、キッチンナイフを頭部に刺されると結構あっさりと死ぬため、グレムリンの数が少数であれば人間でも(それこそ、ただの主婦であっても)勝ち目が無いわけではない。

しかし、前述の通りグレムリンは非常に残忍凶暴なうえ、意外と学習能力が高い(集団で相手を襲う、電線や電話線を切断して人間を不利な状況に追い込む、銃やクロスボウ、チェーンソー、除雪車といった人間の武器や車両を使う、形勢不利になると逃げて増殖しようとする…などなど)ため、大量に増殖したグレムリンは冗談抜きで人類の脅威となりうる。


この様に、グレムリンとモグワイは見た目も性格も全く別の生物と言って良いほど違うが、前段にある「3つのルール」は基本的にそのまま適用される。

即ち、光に当たれば死んでしまい、水に触れれば増殖する(この場合はグレムリンが増える。おまけに水を毛嫌いするモグワイと違い、必要とあらば自分から水場を探して自己増殖することも厭わない点も厄介)。ただし3番目の「真夜中過ぎの飲食」は、既に変身しているので変化は起きない。


しかし、グレムリン化も恐ろしいことではあるのだが、それ以外でも主人公の母親がグレムリンを倒す為にミキサーや電子レンジの使用も辞さないシーン始め、登場人物内にやたらと容赦がない武闘派な者が居る点や、対照的に本来ならば頼もしい戦力になってしかるべき警察無能しかいない(警官がグレムリンに襲われている人を発見するも、見て見ぬふりをして逃げ出す始末)点、地味に死者も発生する点(明確に死んだと判明するのが「町一番の嫌われ者のクソババア」なのが不幸中の幸い…か?)、ヒロインがクリスマスを嫌いになってしまった理由など、クリスマスの映画としても推されることがある本作は多くの者にトラウマを残している。

また、本作は本格的CG化前夜の時代の作品であるためか、特撮独特の(本作の場合、主にグレムリンの撮影用パペットの)生々しさもこの傾向に拍車をかけている。


関連タグ

映画 スティーヴン・スピルバーグ

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