概要
定期開催では101回目となるコミックマーケット(コミケ)。冬コミである。
2022年12月30日・12月31日に東京ビッグサイトで開催された。
前々回・コミックマーケット99から継続しているCOVID-19対策の関係で、期間を2日間&開始時間も10時30分からと短縮して、チケット制による人数・入場時間管理、入場時の検温消毒(開始時間の後ろ倒しはこれらの実施のため)などの体制が予定されている。
入場可能者数についてはコミックマーケット100の1万サークル/日、一般参加者は当初8万5千人/日を目途に緩和を目指していたが9万人/日を受け入れる。
特筆事項としては、従来は前の回のコミックマーケット当日(設営日も含む)から冊子申込書の頒布を開始しそれから受け付けていた申込みが、コミックマーケット100開催前の8月8日から受け付けられた。なお、オンライン申込では申込書の内容をPDFで閲覧でき、冊子申込書の購入が不要となっている。
また、サークルスペースへのチラシ配布を再開した。
海外からの参加者も受け入れた。
新設ジャンルコードは「335:ウマ娘」。
準備回公式紙袋は『蒼喬』(サークル『理蒼郷』)。今回は大のみ。
ビッグサイトサービスの限定ドリンク(コミケ水・コミケ汁)は緑茶『お茶と幸せおすそわけにゃん』。イラストは100に引き続き『ぱん』(サークル『ぱんのみみ』。
雑記
全日程合計18万人は往時の1日の入場者数であり、一抹の寂しさをも感じるものであった。一方で99や100に比べて遅くまで会場に残っている参加者も増え、賑わいを取り戻しつつあるというのが公式の見解のようである。
そのためか、撤収作業も例年になく順調に進んだようだ。撤収作業に関しては、ツイッター上で『撤収マニュアル』を公開した。
一般参加・コスプレ入場チケットはチケットペイを利用しており、設営日までにファミリーマートで発券しなければならないため、ファミリーマートがない地域からの参加者からは悲痛な叫びが上がった。海外参加者には電子チケットを導入したため国内からの参加者にも同様に導入してほしいという意見もあった。
とはいえ通信環境が逼迫し、最悪使えなくなる可能性もあるコミックマーケットでは現状の紙チケット方式がベターという方針のようである。
関連タグ
コミックマーケット100/C100(前回)
コミックマーケット102/C102(次回)