右代宮 留弗夫（ウシロミヤ ルドルフ）とは
うみねこのなく頃にの登場キャラクター。
アニメ版の声優：小山力也
右代宮金蔵の次男。
金蔵の西洋ネーミングセンスの犠牲者。
『うみねこ』の主人公である戦人は彼の息子にあたる。
皮肉屋かつプレーボーイで、若き日の女癖の悪さは伝説級。
もっとも、現在は霧江の尻に敷かれている状況である。
戦人とは、親子と言うよりは悪友と呼べる関係にある。
右代宮家での立場
右代宮家序列第４位。
前妻は右代宮明日夢で、彼女との間の息子が戦人。
この他、隠し子の存在が疑われている。
尊大な兄・蔵臼との関係は良好ではなく、
共同戦線を張る格好で絵羽とは協力関係にある。
金蔵の息子兄弟たちは、各々が事業を手掛けている。
留弗夫の行うビジネスは、その中でも飛びぬけて胡散臭いようだ。
法律の穴を突いた勧誘商法や隙間商法を行っているらしい。
ところが、このことが米国巨大企業を敵に回してしまい、
今や彼の会社は告訴寸前の状況にある。
仮に告訴された場合、留弗夫側に勝ち目が全くないため、
弁護士から和解による解決を薦められている。
莫大な要求額を捻出するため、彼は蔵臼と対立することになる。
2人の妻を持つ男
1980年（事件の6年前）、戦人の母である明日夢が死去。
明日夢死亡後、留弗夫はビジネスパートナーだった霧江と再婚している。
喪が明ける前に結婚した留弗夫に対し、戦人は憤慨。
以後5年間は「右代宮」性を捨て、明日夢の実家で暮らすこととなる。
1986年の戦人は母方の祖父母を亡くしており、渋々留弗夫のところに帰っている。
二人の間には、いまだにしこりが存在するようだ。
一方で、明日夢存命時から面識があった霧江とは、早期に和解している。
ファンの間での評判
原作では反り返った様な姿勢の立ち絵であり、
このことと、声優がジャック・バウアーの人なためか、
EP5では「特技がスケート」とされてしまった。
♪俺はぁ、イナ・バウア～、常に大ピンチ～…っとくらぁ。
戦人との関係など、伏線が登場時から満載の留弗夫。
おまけにEP1では自らの死亡を予言している。
ところが、彼はほとんどの場合で真っ先に死亡してしまうため、
秘密は常に隠されたままとなっている。
このため、彼の活躍を心待ちにしている読者は多いとみられる。
