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ガイナックスの編集履歴

2012-05-17 02:27:45 バージョン

ガイナックス

がいなっくす

アニメーションを主とした映像作品・コンピューターソフトウェアの企画、制作および販売を主な事業内容とする日本の企業である。

概要

社会現象を巻き起こしたアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』や、『ふしぎの海のナディア』『トップをねらえ!』などのアニメ作品を制作した。映像作品以外ではゲーム『プリンセスメーカー』シリーズなどのヒット作品も製作。


沿革

1981年の日本SF大会「DAICON 3」のオープニングアニメーションに関わった岡田斗司夫、武田康廣、赤井孝美、山賀博之、庵野秀明、村濱章司といった関西の学生らが、「DAICON FILM」として映像制作を行っていた。DAICON 3の後、岡田と武田は大学を中退しSFグッズショップ「ゼネラルプロダクツ」を設立。ゼネラルプロダクツは学生主体のDAICON FILMと密接な関係を持ちながら活動した。


1984年秋、岡田は『王立宇宙軍~オネアミスの翼』を企画。制作にあたりガイナックスを設立。岡田は『王立宇宙軍』のパイロットフィルムと企画書をバンダイの役員会に持ち込み、バンダイは投資を決断、『王立宇宙軍』は劇場用映画として公開された。ガイナックスは当初『王立宇宙軍』が完成すると同時に解散する予定であったが、同作品の制作費が予定を大きく超過したため超過分は借金となった。そのため借金を返済すべく経営を続け、OVA作品の『トップをねらえ!』を制作した。同作品は好評だったもののこちらにも過大な制作費をかけてしまったため、結果的に借金は膨らんだ。ガイナックスはさらに経営を続けざるを得なくなる。


1989年からは岡田の発案により、パソコン向けコンピュータゲーム制作にも乗り出しアニメと両輪の企画・制作を続けた。特に赤井が監督とキャラクターデザインを担当した1991年の『プリンセスメーカー』シリーズは育成シミュレーションゲームというジャンルの先駆けとなった。製造原価が低く済み、開発費も殆ど掛からなかった事からアニメ制作で出た赤字を補填し、当時会社にとって重要な収益になっていたという。


1988年からのOVA『トップをねらえ!』で注目を集め始めTVアニメ『ふしぎの海のナディア』は1990年の最大の話題作となった。そして、1995年の『新世紀エヴァンゲリオン』はアニメの枠を乗り越えて社会現象を巻き起こしガイナックスは一躍脚光を浴びた。


2007年には久しぶりとなるガイナックスオリジナルのアニメ作品『天元突破グレンラガン』が製作、劇場公開。また、『新世紀エヴァンゲリオン』の劇場版リニューアル4部作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の製作が承認され第1作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』が劇場公開された。(ちなみに新劇場版の制作はスタジオカラー。TV版当時エヴァを作った主力スタッフとともに庵野監督が立ち上げたスタジオである。ガイナックスは直接制作には関わっていない。)


主な作品

テレビシリーズ

ふしぎの海のナディア(グループ・タック、世映動画と共同制作 1990-1991)

新世紀エヴァンゲリオンタツノコプロと共同制作 1995-1996)

彼氏彼女の事情J.C.STAFFと共同制作 1998-1999)

まほろまてぃっくシリーズ

アベノ橋魔法☆商店街マッドハウスと共同制作 2002)

屍姫シリーズ

天元突破グレンラガン(2007)

はなまる幼稚園(2010)

パンティ&ストッキングwithガーターベルト(2010)

めだかボックス (2012)


ビデオシリーズ

トップをねらえ!(実制作はスタジオ・ファンタジア 1988-1989)

おたくのビデオ(1991)

フリクリProduction I.Gと共同制作 2000-2001)

Re:キューティーハニー東映アニメーションと共同制作 2004)

トップをねらえ2!(2004-2006)


劇場作品

王立宇宙軍~オネアミスの翼王立宇宙軍 オネアミスの翼)(1987)

新世紀エヴァンゲリオンシリーズ

天元突破グレンラガンシリーズ


Webアニメ

放課後のプレアデス(2011)


ゲームソフト

電脳学園シリーズ

プリンセスメーカーシリーズ

バトルスキンパニック


ミュージッククリップ

Marionette/BOØWY(アニメーションパート 1987)


関連イラスト

ナディアコーチの!コーチの!コーチの思いが!こもってるんだからあ――!!ガイナックス団!!!ガイナ愛してる!


関連タグ

GAINAX ガイナ 庵野秀明 貞本義行

エヴァ グレンラガン ガイナ立ち

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