ローグカイゼルグリッドマン

ろーぐかいぜるぐりっどまん

グリッドマンユニバースに登場する合体形態

以下、ネタバレ注意

ちせ「ゴルドバーン！隊長達とグリッドマンさんに新しい力を！」

マッドオリジン「今度は何をするつもりだ！」

暦「何って、新しい手だって言ってるでしょ！」

レックス「ついでに新しい足もあるんだぜ！」

夢芽「新しい翼も！」

蓬「新しい武器も、全部！」

ガウマ隊「グリッドマンの力に！！！！！」

裕太「これが…新しい力を集めたグリッドマン…！」

『超竜王合体超人！！！！ローグカイゼルグリッドマン！！！！』

CV：緑川光、広瀬裕也、濱野大輝、榎木淳弥、若山詩音、梅原裕一郎、安済知佳

概要

グリッドマンの手の内を知り尽くしているマッドオリジンに対抗するため、グリッドマン、ダイナゼノン、ビッグゴルドバーンが合体して完成する『超竜王合体超人』。

合体方式は基本はカイゼルグリッドナイトと同じだが、足首はダイナレックスの鋭い爪が前になり、両肩に黄金のドリル、背中に黄金の翼と長い尻尾が生えた半人半獣の姿。

また、ダイナソルジャーはダイナミックキャノンではなく、ビッグゴルドバーンが分離した追加パーツ（ビッグゴルドバーンの頭部・首部）を装着し、大剣「ダイナミックビッグブレード」として使用する。

指先からは青いビームクロー「ローグネイル」を展開し、腹部にはビームバルカンを内蔵している。

その重装備からは想像もつかないような高機動戦闘が可能である。劇中ではダイナミックブレードを敵に向けて投擲後、四足歩行で縦横無尽に駆けたり、ブレイグダンスのような動きで敵を翻弄した。

必殺技は両肩のドリルを高速回転させ、ダイナミックビッグブレードを突き刺しエネルギーを注入して爆砕させる「ローグカイゼルパワーフィニッシュ」。

新旧主人公の合体、いわゆるクロスオーバー合体でもある。

グッドスマイルカンパニーより「THE合体」のブランドで登場。2024年1月発売予定。

カイゼルグリッドナイト同様、ユニバースファイターとビッグゴルドバーンがセット販売されるため、ローグカイゼルグリッドマンとしてのセット販売は無い。

その代わりにダイナゼノンのパッケージと組み合わせて収納出来るスリーブが付属する。

ユニバースファイターとビッグゴルドバーン商品化に伴いダイナゼノンも二次再販が決定、同時に予約開始された。

上記の通り玩具版では新規発売のグリッドマンユニバースファイターとビッグゴルドバーン、映画公開の約２年前のSSSS.DYNAZENON放送当時に発売されたものと同じダイナゼノンを合体させることで再現が可能。

映画用に新たに用意された合体形態のため、当然玩具版ダイナゼノン開発当時には想定されていなかった完全に後付けの合体であるが、当時のものと同じダイナゼノンで問題なく合体出来る。（上記の通り新規造形の新形態２体と違いダイナゼノンはあくまで二次再販）

公開当初はシークレット扱いであり、公式パンフレットにも情報が一切載っていなかった上に、劇中では全員で名乗るため名前が聞き取りにくかったのか「ロード」や「オール」などと聞き間違えた人が少なくなかったとか。

公開後に雑誌「宇宙船」などで情報の一部が解禁されたことでようやく正式名称が判明した。

悪党、ならず者、無法者、野生的を表す(rogue)またはフランス語で物語を意味するスペル違いのローグ(logue)と思われるため、無法もしくは野生の皇帝、物語の皇帝といったところか。

企画段階での名前は「デューク(公爵、君主の意)カイゼルグリッドマン」だったが、グリッドマンがダイナゼノン譲りの荒々しい戦法を使うイメージを優先させて現在の名前に変更された。

映画のプロットは紆余曲折を経ているが、キンググリッドマン要素を入れることは念頭に置かれていた様子。