概要
CV:花江夏樹
「迷惑異星人監視機構・MIK」に所属。
正式な名前は「蒼月学」であり、前作の学人同様カタカナ表記となっている。
勝手に地球にやってきた宇宙人を取り締まり、追放や管理を行うMIKのリーダー格的存在。
相棒のニャンデスターと共に日々巡回している。
過剰なリアクションを取る事が多くコミカルなキャラクターではあるものの、勝負事に対して独自の価値観を有しており、ユウディアスからは「戦士」だと呼ばれている。
過去
この価値観の裏にはあらゆる武道を極めることを第一と考える武道の一門である「蒼月流」の跡取りとして生まれたことが関係している。
厳しい修行の中で蒼月流のやり方に嫌悪していた当時の彼にとって、ボチという犬との交流が唯一の安らぎになっていた。
しかしその関係が家の者達の怒りを買ってしまい、山奥で修行という軟禁状態を強いられ、ボチとも離れ離れになってしまう。
団地の痕跡から宇宙人に攫われてしまったと思い、ボチを見つけるために蒼月流を抜け、MIKへと所属した。
武家の跡取りとして鍛えられたこと、そして数少ない友達を宇宙人から助けるという目的が現在の彼の価値観を形成したと言える。
MIK出動
UTSに行方不明の飼い犬の捜索依頼(前作のザ・ガクト博士のような変装で)…と見せかけて、不法滞在迷惑異星人としてユウディアスを拘束するため、UTSを包囲。
彼の相棒であるニャンデスターは以前の猫さらい宇宙人の依頼で遊飛達に確認されており、変装服に付着した毛色から遊歩に看破されている。
反抗するユウディアスに遊歩からの条件でラッシュデュエルを挑まれる事となる
モンスターのバーンダメージ、アドバンス召喚でのモンスターでユウディアスは追い詰められる。
ユウディアスがアドバンス召喚できるモンスターを引くも、かつての経験からアドバンス召喚が味方を犠牲にする様な行為だと考えてしまい、躊躇う。
そんなユウディアスに対し、味方が自らに勝利を託す行為であり犠牲ではな無いと喝を入れる。
迷いを振り切ったユウディアスのギャラクティカ・オブリビオンの攻撃で敗北。
条件を呑み、彼の拘束は一時保留となった。
テレビ局での遭遇
ニャンデスターがテレビ局に宇宙人がいることを察知し、テレビ局に侵入。放送中に乗り込むも、注意を受け、観客席に座ることになる。
2戦目にて対戦相手として選ばれるのだが、相手はなんとマナブの飼い犬だったボチだった。
ボチは宇宙人であり、マナブに捨てられたと復讐と称してラッシュデュエルに指名した。
過去の精算と思いデュエルを受けるのだが…
宇宙人居住区編
ズウィージョウ戦以降、ニャンデスター共々出番が無かったが、第19話で再登場。宇宙人居住区に出入りする者がいると通報を受けて、UTSの面々に危険な場所だと警告を入れようとしたが、上司である七星ランランが居住区を一方的に閉鎖しようとした事を良しとせずゴロッセオにて彼女とのラッシュデュエルに挑む。
本格始動、そして反抗…
ゴーハ堂を占拠し、監視役として配置されたマナブとニャンデスター。フェイザーとアイツのラッシュデュエルの映像を見て立ち向かうことを決意したユウナが地上のゴーハ堂に帰還、ラッシュデュエルを受ける。
炎・水・雷族のデッキを新たに扱い、与えられたマキシマムモンスター「火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックス」によって勝利を収める。マキシマムに敗北したユウナはカードに封印されることになってしまった。しかしマナブはカードにされた者たちを元に戻すために裏でその方法を探している…
使用デッキ
炎属性の効果ダメージを主体としたデッキ。
攻撃や効果を科学実験と称しており、モンスターの名称もそれに因んだ物となっている。
切り札は相手の墓地のモンスターの数を参照し、攻撃力をダウンさせる「ケミカライズ・サラマンダー」。
第54話では炎・水・雷族の3族構成のデッキで、(おそらくMIKの人間にマキシマムモンスターを与えられている)火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックスを切り札にしている。
余談
- 苗字と担当声優が前作の蒼月学人と一緒であるが、関係性は現時点で不明である。
- だが、作中での変なリアクションから、視聴者からは早速「ガクティング」とネタにされる一方で、上記の勝負事の価値観の様に真面目な部分はガクトと通ずる所もある。
- 後に彼と同じく蒼月流の跡取りだと判明したが、真逆と呼べるほど家との関係が異なる。ラッシュデュエルの家元と言う訳でもない模様。
関連タグ
安立マニャ:同作における前作登場人物の苗字と担当声優が同じつながり。
ボチ:昔飼っていた犬。蒼月流の定めとして捨てざるを得なくなってしまった。宇宙人に攫われてしまったと思っていたのだが…