ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

アルファ(ゼノブレイド3)の編集履歴

2023-05-04 23:58:06 バージョン

アルファ(ゼノブレイド3)

ぜのぶれいどすりーのあるふぁ

新たなる未来の重大なネタバレ注意

新たなる未来」の根幹に関わるネタバレ注意












































































CV:程嶋しづマ

概要

ゼットメビウスによってアイオニオンが創造された際に出現した存在。


無題

姿はゼノブレイドでのアルヴィースそのものだが、レックス曰く「ただの冷徹な機械」であり、プロローグではモナドを手にしシュルクとレックスそしてゼットと対峙した。


正体

その正体はトリニティ・プロセッサーの一つである「ウーシア」が実体化した姿であり、本来必要なロゴスプネウマが欠けたことで心なき機械と化した。初代ゼノブレイドで登場したアルヴィースの一部である。


経歴

アルヴィース、もといウーシアはトリニティー・プロセッサの中で男性人格であるロゴスと女性人格であるプネウマの意見を元に事象を判断し、結論を下す裁定者としての役割を担っていた。しかし、それはロゴスとプネウマが存在しなければ冷徹な機械としての判断しかできなくなるということも意味していた。そしてクラウスの実験によってプネウマとロゴスはアルストへ飛ばされ、ウーシアのみが巨神界に飛ばされた。ここからしばらくの間ウーシアはアルヴィースと名乗り、また他者からもそう呼ばれるようになる。


巨神界でシュルクが冒険していた間はザンザ、およびクラウスの後悔の念を強く受けていたためそれがロゴス、プネウマの代わりとなり人間的な判断ができていた。しかしシュルクがザンザを倒し、ウーシアが単独でオリジンの核に使われたことで冷徹な機械としての側面が強く表れることになる。


オリジンの中核としてウーシアは、メビウスによって止められた世界「アイオニオン」を観察。そして、今に留まろうとする古いものたちを切り捨て、新たな命だけを引き連れて新たな世界へ旅立つべきであるという判断をした。世界をとどめているメビウスのみならず、流れの中で戦うよりほかに生きる術がないケヴェスアグヌスのすべての命を切り捨ててシティーの人々だけを救うという非常に極端な判断を下したのである。そして、アイオニオンを消し去り、新たな世界を実現させるために画策する。


これに対しメビウスのゼットは自らがとどめた世界であるアイオニオンを守るため、そしてシュルクとレックスはケヴェスとアグヌスの人々の命を守るために共闘。しかし、ウロボロスの力が不十分であったこともあり、勝負は敗北に近い痛み分けになる。シュルクは右腕を、レックスは左目を失い、ゼットはオリジンから出られなくなってしまう。(ゼットに関してはオリジンがウーシアのものであるが故に出られないという旨の発言をしており、この戦闘での敗北は関係ないかもしれない。)それでもこの戦闘でアイオニオンが破壊されるまでの時間稼ぎができ、またウーシアをコアクリスタルに戻すことに成功する。また、この後ウーシアはアルファと呼ばれるようになる。


この戦闘からしばらくして、ウーシア改めアルファは自身の力をより強固なものとするため、自分の思想に非常に近い「命を軽んじているケヴェス、アグヌス勢力をメビウスを撃破して救うこと」よりも「今続いているシティーの命を守りたい」という考えを強く持つ存在であるナエルを依り代として選択、彼女に憑依する。そして、シティを壊滅させ、アルファを殺そうとシティーに乗り込んできたエヌと戦闘し、またエヌの息子であるゴンドウの一撃を受けてアルファの良心としてエイが分離した。


その後ナエルに憑依したアルファはシティー側の人間であるマシューを新たな命として引き込もうとするも、拒絶されたためマシューを倒すことを決定。エヌの介入によりマシューは倒されずに済んだが、その際にアルファはマシューをオリジンに呼び込み、再び引き込もうと考え一時撤退。


マシュー一行がオリジンに到着すると、かつてクラウスが生きていた時代の繁栄した世界の記憶を見せ、マシューの考えを変えさせようとする。しかし、ケヴェスとアグヌスの全ての命を切り捨てる考えはやはり共感されず、そしてエイがクラウスの世界の「その後」の姿を語ったことでナエルをも改心させられ、ついにアルファ自らマシュー一行と直接対決することになる。


決戦

レ ーあの人は俺たちに未来を託したー 己が過ちを正すため その良心に従って!

ア その良心すら間違いだと気づかない・・ やはり新たな未来にとっては不要だな・・ 

マ なるほど・・あんな世界にもなるわけだ。おまえのようなやつがいる限り、何も変わりはしない!!


命のない機械は・・ただの抜け殻だろうが!!!




オリジン内部にてマシュー一行を古い命と判断、切り捨てるために戦闘する。

第一形態ではアルヴィースの姿でマシュー一行を相手にする。それが終わると、マシューの心の中に残っていたわずかな葛藤を見抜き、依り代として取り込もうとする。しかし、マシューの強い覚悟の前に振りほどかれ、ナエルも手放してしまう。さらにそこにエヌも加勢したことでマシューを引き込むことを諦め、全員を消し去るために巨人形態へと変身し、最後の決戦に挑む。


余談だが巨人形態ではナエルがヒーロー枠として加勢する。また、5~6人を一気に戦闘不能にする回避不能の全体攻撃という理不尽極まりないアーツを放ってくる。ものすごく長いため時間があり、またためている途中はこちら側の攻撃が一切通らなくなるため放つタイミングはわかりやすいが、アーツを実際に放つタイミングに合わせてエイのビジョンを発動しなければほぼ確実に負けるため気をつけよう。


決着

巨人形態のアルファを前に苦戦するマシュー一行。しかし、そこでエヌが自身の持つ終の剣後からをマシューのウロボロスナックルに流し、ウロボロスの力を解放。ついに本編で出てきたインタリンクを成し遂げ、アルファを撃破する。

精神空間でアルファは最後にマシューに後悔がないか尋ねるが、後悔を繰り返しながらも進んできたマシューをとどめることはかなわず、アルファは消滅する。

そしてアルファの代わりにシュルク、レックス、エイが世界を維持する存在としてオリジンに取り込まれていった。メビウスが完全に撃破され、アイオニオンの前の世界が再生される「その時」を待ちながら・・・


余談

やっていることを大きく捉えるならば、アルファのやろうとしていたことはシティーの人々やノア一行が目指していたとどまった世界の再生だった。しかし冷徹な機械に堕したアルファがとった選択はノアやシティーの人々のケヴェスやアグヌスの流れにとらわれたすべての命を救うこととは正反対の、古いものはいらないとし、切り捨てることだった。

今までのゼノブレイドシリーズの主人公も総じて目的はとどまった、あるいはとどめられようとする世界の中で前に進むことであり、それはアルファも同じだった。では、アルファと彼らとは何が違うのだろうか。

人としての道徳があるか否かというのも当然あるだろうが、とどまりたい命を無駄として切り捨てることがいかに残酷であるかを理解しているかという部分が大きいとも言える。事実、ノアは本編EDにて「進みたい者もとどまりたい者もいるのに自分たちの判断だけで世界を進めてもよいのだろうか」という葛藤を漏らしていた。ノアに限らず、シュルクもレックスも留まろうとする者の考えを理解し、その上で前に進んでいこうとしていたように思われる。

アルファの結末は、いたずらに先へ進もうとすることは結局破滅を導くことになるということを示していたのかもしれない。



関連タグ

ゼノブレイド3 新たなる未来 エイ(ゼノブレイド3) アルヴィース

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました