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ゾフィスの編集履歴

2023-05-18 09:55:43 バージョン

ゾフィス

ぞふぃす

ゾフィスとは、漫画「金色のガッシュ!!」及びアニメ「金色のガッシュベル!!」に登場するキャラクターである。

「面白いゲームだ。おまえ達の醜い心を堪能できる」

「だが、ココは戦いや力に興味を示さなかった…」

「だから少しだけ心を開放した。人を傷つけることや物を破壊することが楽しくなるようにね」


「さあ… 楽しみながら… 王になろうではないか」


「面白い… まったくもって面白い、人の心が崩されるのは、いつ見ても快感だ」


プロフィール

本の色濃い赤紫
人間換算年齢14歳
性別男性(※)
好きな食べ物魚、羊、ラズベリーケーキ
趣味チェス、将棋、命令、人の心をもてあそぶこと
CV藤田淑子

(※)作中では中世的な容姿から性別が判別しにくいが、公式ファンブック「金色のガッシュ!!まるかじりブック2」にて作者の雷句先生から「男です」と明言されている。


概要

作中に登場する全魔物の中でも極めて狡猾かつ邪悪な心を持っており、シェリーから「最低最悪の魔物」と称されるほどの存在。戦闘力も石板編時点では非常に高い方。


基本的には個vs個が中心であった今作において初めて大規模な組織運営を計画・実行し、作中初の明確な「黒幕」「ボスキャラ」のような立ち位置に君臨した魔物でもある。


容姿

索菲斯

冷酷さを感じさせる紫がかった白い肌に妖しげな瞳、金髪の縦ロールが特徴的。

両目から顎にかけては他の魔物と同じように二本線が引かれているが、線の内側が赤く染まっている。

服装は薄紫色の扇状の大きな帽子をかぶり、同じく薄紫色で両足が隠れるほど丈の長いローブ(?)を着用している。ローブの両肩は紫色で、ローブの中央には顔と同じような赤い太線が通っている。


作中では歩くことはほとんどなく、主に空中を浮遊しながら行動する。

足そのものが見えるシーンも無いのだが、公式ファンブック「金色のガッシュ!!まるかじりブック2」にて作者の雷句先生から「足もあります」と明言されている。


性格

常に慇懃無礼な口調で話し、一人称は「私」(ブラゴ戦の後だけ「オレ」になっている)。


基本的には丁寧な口調で話すが、性格は残虐そのもの。

初登場の時点で、シェリーの親友であり自らの本の持ち主であるココの心を後述の能力で操り、本人の意思を完全に捻じ曲げて無理矢理戦いに参加させるという非道な手段を躊躇なく実行していた。

他にも千年前の魔物達に対しては「石に封印され続けた」という大きなトラウマを錯覚させ呼び起こさせることで服従させており、総じて相手を精神的に追い詰める手段に愉悦すら感じているほどの凶悪さを持つ。


また、実力者であるブラゴの元には強力な魔物を何体も向かわせる、デモルトの強力だが危険も多い「禁呪」について使うのを控えるよう事前に忠告しておく等、計画に関しては常に慎重さを見せる面もある。


一方、想定外の事態等で精神的に余裕が無くなると乱暴な口調になり、後述のブラゴとのやり取りではそれまでの嘲笑が嘘のように抵抗する意思すら失ったため、総じて「普段の狡賢さや慎重さの裏には臆病さも隠れており、計算外の出来事や心からの恐怖には弱い」とも考えられる。


能力

やはりゾフィスの代名詞といえば、「他者の心を操る」能力だろう。

これは魔本とは関係なく使用できるゾフィス自身の能力であり、「心の中に強い闇を植えつけ、別人格を作る」「意思そのものを実質的に剥奪し、魔物の言う通りに術を唱えるだけの駒に仕立て上げる」等の外道な使用法から、「心を操作することで魔物と本の持ち主との波長を合わせる」「記憶の中身を覗きこみ、ココの記憶を頼りにシェリーの心を決定的に壊せる切り札を製作する」という巧みな応用も可能。


身体能力自体が高い描写は無いが、本気を出した時の空中移動は非常に速く、ブラゴと過酷な鍛錬を積んだ後のシェリーですら回避に苦戦するほど

ちなみに作中ではあまり披露されていないが、公式ファンブック「金色のガッシュ!!まるかじりブック2」では「高い腕力や瞬発力もある」とも解説されている。


また、千年前の魔物が使用した術を自身の作り上げた装置による光で解除するという歴史的偉業同然の超技術を見せており、知力や科学力でいえば作中トップクラスだと思われる(石版から復活させる方法を知っていた理由は作中で明かされておらず不明。魔界で参戦が決まった後に調査でもしていたのだろうか……?)。

これによって彼がゴーレンの術を解除したのも事実であり、その点では千年前の魔物たちにとっては恩人でもあるというのが皮肉というか何というか……。


使用する術

術属性は作中でも唯一の爆発系。

多数の呪文を操り、それぞれの火力自体もかなり高い。以下で述べるように、石板編の時点でギガノ級、テオ級、ディオガ級を全て修得しているので、やはりゾフィス自身の実力も高いことが窺える。


また、「爆発」という術の特性上、着弾した箇所から炎上して爆炎が広がるため、どの呪文に関しても(場合によっては)等級以上の破壊力や攻撃範囲を誇るという強みがある。


ラドム

片手を前方にかざし、着地点で爆発する小さな火球を放つ。

小規模とはいえ爆炎を起こすことには変わりないので、この術だけでも街一つを火の海と化すことすら可能。


ロンド・ラドム

接触した箇所から連鎖的に爆発、炎上する鞭を放つ。

この術に関しては手から弾が放たれるのではなく、ゾフィスが手で爆発の鞭を掴んで振るうような使用法となっている。


テオラドム

テオ級のラドム。

作中の描写は一瞬だったので性能が判別できないが、公式ファンブック「金色のガッシュ!!まるかじりブック2」では「ラドムより大きめで、スピードがある爆発弾」と紹介されている。


ギガノ・ラドム

ギガノ級のラドム。

こちらも作中の描写は一瞬だったので性能が判別できないが、公式ファンブック「金色のガッシュ!!まるかじりブック2」では「テオラドムほどのスピードはないが高威力の爆発弾」と紹介されている。


オルガ・ラドム

螺旋状の爆炎をビームのように放つ術。ブラゴのオルガ・レイスと同等の威力を持つ。


ギガラド・シルド

原作では螺旋状の炎の盾、アニメ版では自身の周りを覆う防御呪文。

公式ファンブック「金色のガッシュ!!まるかじりブック2」では「渦状の爆発が盾となり、爆風によって敵の攻撃を防ぐ」と紹介されている。

シェリーの心の力がかなり弱まっていたとはいえ、ブラゴのディオガ・グラビドンを完全に防いでおり、名前に「ギガ」が付く事も踏まえると相当な防御力だと思われる。


ディガン・テオラドム

テオラドム程の大きさを誇る爆発弾を4発同時に放つ強力な呪文。

原作で映っているのは4発のみだが、ゾフィスの台詞を踏まえると、おそらく弾の総数はより多い(あるいは任意で追加できる)と思われる。


ディオガ・テオラドム

ゾフィスのディオガ級呪文。

およそ10メートル以上はある超巨大かつ高威力の爆発弾を放ち、強烈な爆炎と爆風を起こして辺り一面を大炎上させる

初使用時はブラゴのディオガ・グラビドンとも相殺しており、ディオガ級の名に恥じない力を誇る。


石版編において(ネタバレ注意!)


一言で表すならば、石版編における全ての元凶


原作中盤までココと共に身を潜め、正体を隠すために「ロード」と名乗って仮面を被り、配下に置いたビョンコに謎の石版を集めさせていた。

その目的は、千年前の戦いで圧倒的勝率を誇ったゴーレンの術によって石にされた40体以上もの魔物の子を「月の光」で復活させて配下とし、現在の魔界の王候補を一掃するというもの。


あまり好戦的ではない本の持ち主は自我を失った操り人形のように仕立てあげ、また千年前の魔物にも知り合いがほとんどいなくなったであろう魔界に帰った時の地位の約束、そして幻覚によって「逆らえば石に戻される恐怖」を植えつけて従わせた(※)。


(※)これに関しても巧みに幻覚を利用しており、作中で清麿が指摘している通りゾフィスが可能なのはゴーレンが掛けた術を「解除する」ことだけであり「術をかけ直す」ことはできない。

その上でこのように思い込ませたのは、デボロ遺跡に設置されている「月の石」が本当は「ゾフィスの『心を操る力』を増大させ、40人以上の人間の心を同時に制御する『自動制御装置』」であり、千年前の魔物達に守らせようと企んでいたため。


ガッシュ陣営が乗り込んできてからも大きな損害は無く事を運んでいたのだが、遺跡に乗りこんできたブラゴに千年前の魔物数十体を一度に撃破されるという予想外の事態に直面し、激昂。ココとの再会を望むシェリーに応じ、一組対一組の戦闘に持ち込む。

戦いでは暗示をかけたココの言葉で迷いを生じさせ、シェリーの心の力を完全に喪失させ、ブラゴを満身創痍に至るまでに追い詰めるが、ココが身に着けていたある物をきっかけに形勢が逆転し敗北。


敗北後、シェリーにココの記憶を消去することを命じられるがそれを拒否。ココに施した特別な精神操作によって「自分が魔界に帰ってもココは記憶が残り、自身がした悪行を一生胸に抱えて苦しみながら生きる」と告げ高笑い。敗北してもなおシェリーたちを愚弄し続けた。

しかしブラゴに今までの戦闘で「本当は自分(ブラゴ)を恐れて逃げ続けていたこと」を指摘され、「魔界に戻っても永遠に俺から逃げ続けたいか?」と凄まじい殺気を放つ彼の脅迫を受け心の底から恐怖し、屈する形でついに負けを認める。

自分と出会った後の記憶をココから完全に消した後、本を燃やされ魔界に帰った。


魔界に帰った後はブラゴと同じ学校に通っているが、ブラゴには未だ怯えている模様。

原作最終回ではその様子が1コマだけ描かれている。


その他

理由は不明だが、NeoApoでの検索数では第1位となっている。

悪役にもかかわらずpixivにおけるガッシュ関連記事の中で閲覧数が非常に多いのはその影響だろうか?


アニオリ展開等

原作では一貫してシェリー&ブラゴペアとの因縁が強調されたが、アニメ版では石版編開始前にオリジナルエピソードが追加。

ガッシュ&清麿ペアを鈴芽を利用して呼び出し、前哨戦として戦うエピソードが追加され、そこで自らの企みをガッシュ達に打ち明けている。

このため、アニメ版ではブラゴペアだけでなく、ガッシュ達にとっても絶対に許してはいけない敵という因縁が強調された。


他、アニメ版で展開が異なるテッドとチェリッシュの再会においても、シルエットからチェリッシュの家を放火した真犯人である事がわかる。


関連タグ

金色のガッシュベル!! 金色のガッシュ!!登場人物一覧

ココ シェリー ブラゴ


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