CV:加藤精三
概要
狡猾で傲慢な悪徳奴隷商人。
アッバース朝時代の悪党界では、カシムと並びその名をとどろかせている。
嘗て砂漠で倒れていた所をシンドバッドに救われて以後、黄金宮を乗っ取って世界を支配しようと企てている。
街に帰される際にシンドバッドに忘れ薬を飲まされたが、飲んだフリをして吐き出していた。
痩せこけた外見とは裏腹に腕っ節は強く、ドラえもん達を一方的に倒している。
偶然見つけたしずかを捕まえて奴隷とし、シンドバッドに売りつけようとしていたが、ドラえもんたちと王様によって、しずかは救出された。
その際にしずかが水浴(お風呂の代わり)を望んだことには、「おまえのようなきれい好きな奴隷は初めてだぜ」と半ばあきれるような表情で呟いた。
その後、カシム一味と組んで黄金宮を襲撃。一時は宮殿を乗っ取るが、最後は冒険心を取り戻したシンドバッドに敗れカシム等と共に拘束される。
原作ではシンドバッドから本当に改心したら放逐すると言われ、アニメでは、今度こそ忘れ薬を飲まして記憶を消した後に街に帰すとのこと。
余談
彼が乗り物としていたラクダは事件後、黄金宮で飼われることになったようである。