CV:野島裕史
概要
年齢:16歳 身長:172cm
ナイトレイ家の嫡男で、ギルバートとヴィンセントの義弟。はねた前髪と八重歯、左目の泣き黒子が特徴。ラトウィッジ校に従者のリーオとともに通っている。愛称は「エリー」。
曲がったことが嫌いな直情型の性格で、「自分を軽視するものに他人を守る資格はない」という、オズとは対照的な信念を持つ。短気で口が悪く素直になれない所がある。エイダ曰く「優しくて頼りになる人」、リーオに言わせれば「聡いのに馬鹿」である。
幼い頃からナイトレイ家の人間だということで中傷されており、「ナイトレイ家の誇り」に執着する傾向がある。
ベザリウス家を良く思っていないのは、父であるナイトレイ公爵からベザリウスへの憎しみを忘れるなと教育を受けていたからである。実兄姉らと違い、養子であるギルバートとヴィンセントの事もナイトレイ家の一員として見ている。それゆえに、家を出、オズの従者を自称するギルバートには反発しがちだが、義兄として慕っている風もある。
オズと同じく「聖騎士物語」の大ファンであり、出会い頭にオズの好きなキャラクターを批判した為、初対面時はオズとは仲が悪かった。また、オズの事をベザリウス家の人間であるからと言って表面上は嫌っていたが、少しずつ心を許し始め、友人となった。
家族の反対を押し切り、対等な友として孤児であるリーオを従者にした。
時々気分を悪くし、自分が死体の転がる中で血のついた剣を握っている悪夢を見る。
兄達を殺した違法契約者・首狩りの行方を追っている。
以降ネタバレ注意
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ハンプティダンプティの違法契約者。ナイトレイ家の人物が次々に殺された一連の首狩り事件は同一犯によるものではなく、兄のクロードとアーネストを殺した犯人はエリオットであったが、ハンプティダンプティの能力によってその記憶を失っていた。エリオットが見ていた悪夢は、兄達を殺害したときのものである。また、「レイシー」はリーオが作曲したものだったが、エリオットが作曲したと記憶を改竄されていた。
リーオが瀕死のエリオットの命を救うために違法契約を交わさせたため、自身が違法契約者である自覚はなかった。ユラの屋敷で全てを思い出した時には、チェインの負った傷を共有してしまうほどに刻印の針が進んでいた。オズやヴィンセントに殺される前に、ハンプティダンプティの存在・能力を全否定することで自ら命を絶つ。