ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

VIVANTの編集履歴

2023-08-21 09:36:47 バージョン

VIVANT

ゔぃゔぁん

『VIVANT』は、TBS系列の日曜劇場枠のドラマ。2023年7月スタート。

概要

『VIVANT』は、TBS系列の日曜劇場で放送されているオリジナルドラマ。2023年7月放送開始。

主演は堺雅人


同枠の『半沢直樹』シリーズ、『下町ロケット』シリーズなどで演出を務めた福澤克雄が原作を兼任している。

堺氏の主演も相まってカメラアングル等に池井戸潤作品のテイストが色濃く見られるが、その一方で池井戸氏がまず書かないような、世界規模の壮大なスケールで物語が進むのが特徴。


放送前に解禁されたのは主なキャストとテレビCMのみで、ストーリーや役柄を初回放送まで一切明かさないという異例の手法が取られた。

モンゴルで2か月半にも及ぶロケが行われたり、普段では有り得ないような豪華なキャスト陣(多数が過去の日曜劇場主演者)を揃えた事も大きな話題を呼んだ。


ちなみに、「VIVANT」とはフランス語で「生きている」という意味だが、本作における「VIVANT」はさまざまな意味が含まれたワードであることが物語が進むにつれて明らかになっていく。


あらすじ

丸菱商事・エネルギー事業部2課課長を務める乃木憂助はバルカ共和国で行われている太陽エネルギープラント事業担当。ある日、バルカ共和国の会社に130億円もの誤送金をした容疑をかけられてしまい、自身の無実を証明するため、事件に収拾をつけるために、単身バルカ共和国へ向かう。

しかし、それがいつしか国家やテロ組織も絡むほどの大きな事件に発展していきーー。


登場人物

現在放送中の作品について取り扱っています。記事自体に本編のネタバレを含むため、閲覧の際には注意してください。

編集する場合も、最新話の放送から一週間は、そのエピソードの核心的なネタバレとなる内容を追記しないようにしてください。


主要人物

二重人格

本作の主人公。

丸菱商事・エネルギー事業部2課課長であり、バルカ共和国で行われている太陽エネルギープラント事業担当。超のつく生真面目な人物だが、気弱かつヘタレな性格。

ホテルの部屋の中や砂漠で度々真逆の性格の「もう1人の自分」(乃木本人は「F」と呼ぶ)が出現しており、その彼と会話をしているが、周りには当然見えないため独り言に見えてしまう。

一方で野崎からは二重人格(「VIVANT」の正体が乃木のもう一つの人格、もしくはその関係者ではないか)の可能性を見抜かれ、再び推察されている。Fの人格に変わる際は強い頭痛に襲われる(記憶障害の一つと思われる)。

命の恩人であるジャミーンの手術費を集めるクラウドファンディングに対し、1400万円超をひっそりと、躊躇うことなく支援した(しかし、主治医の柚木薫に会食の場でバレてしまった)。


1kgまでなら10g以内の誤差で手で重さを量ることが出来るという特技を持つ。


VIVANTep2

(イラスト左側の人物)

警視庁公安部・外事第4課。階級は警視。非常に豪快かつ頭脳明晰な人物であり、あらゆる事態に先手先手で対応するが、柔軟さも併せ持つ。

あるテロ組織撲滅のために、1年前から在バルカ共和国日本大使館に駐在していた。ドラムとは現地で知り合い、強い信頼関係にある。

不審な点が見られる乃木の動向を調査している一方、仲間としても目をかけており、乃木を陥れた真犯人を見つけるため、彼と「共同戦線」を張るが、真犯人が山本である事が明らかになってからは「別班」の策略にまんまと出し抜かれてしまった。その後、乃木の過去と正体を探る為にドラムと共にバルカへ向かい、チンギスと「共同戦線」を張る事に。

料理上手で乃木達に豪華な日本料理を振る舞ったり、乃木に事件の真相を探る為に壁ドンもしたため、乃木のもう一つの人格であるFからはお前に気があるんじゃないか?と言われているが…?


WHI(世界医療機構)の医師。バルカ共和国で医療に従事していたが、乃木と野崎のゴタゴタに巻き込まれる形で彼らと共に逃亡する羽目に。乃木からは「薫先生」と呼ばれる。

しっかり者で、快活な性格。意外としたたかな面もある。

ジャミーンの主治医で、アディエルを含め家族のような関係を築いていた。砂漠で倒れた乃木をジャミーンが見つけ、薫がアディエルの家で乃木を治療した。

バルカから帰国後は日本医療センターに就職し、ジャミーンを迎え入れる準備をしており、ジャミーンが日本の病院に転院した後は再び主治医として彼女の経過観察に努めているが、多額の手術費に悩まされていた。しかし、乃木がクラウドファンディングを企画したことで徐々に金額が集まり、乃木の寄付のおかげで目標金額に達することができた。


「テント」のモニターを名乗る男。公安に追われる山本に手を貸し、逃亡の手助けをした…かと思いきや、彼を捕縛し、自白剤による脅迫及び殺人幇助をした。

それもそのはず、彼が「「別班」の構成員。乃木が会社で働いている間は黒須が代わりに諜報活動を行い、暗躍している模様。乃木の正体を探り、追い続ける野崎を「怖い人」と嘲笑っている。


序盤でアディエル・ジャミーン父子の関係者として登場。

世界的なテロ組織、「テント」の創設者で、組織のルールに違反する者は日本刀で容赦なく切り捨てる冷酷な一面を持つ。組織のマークが乃木家の家紋と瓜二つであり、亡くなったと思われた乃木の父親だった事も発覚し…。


周辺人物

バルカ共和国の出身で、野崎の右腕的存在。言葉を発することはないが日本語は理解しており、

野崎達とはスマートフォンの音声アナウンスアプリを使って会話を行う。

野崎の指示の元、乃木や警察の偵察、現地住民を使った捜査の撹乱、砂漠を越えるためのラクダの手配まで様々なサポートをしている。

モンゴルに到着したあとは「バルカに戻るのは難しいだろ」という野崎の判断から、特別に就労ビザを発行され、ジャミーンの護衛という形で来日した。

曲者揃いのVIVANTの中でも屈指の善人であり、「コミカルな動きと屈託のない笑顔が可愛い」や、「厳つい見た目と音声アプリのギャップにやられる」等、富栄氏の演技が一躍話題に。


  • ジャミーン(演:Nandin-Erdene Khongorzul)

バルカ共和国出身の少女。父のアディエルと共に砂漠近くの家で暮らしていた。砂漠で動けなくなっていた乃木を見つけ、自身の主治医である薫に助けを求めた。

2年前に母親を目の前で亡くしたショックで失声症のような状態になっている。またザイールの自爆により父も失い、自身も大怪我を追った上に天涯孤独の身となってしまった。

ファロー四徴症という心臓疾患を抱えており、薫によって設備の整った日本の病院に転院した。

その後、心臓移植の手術を受けたものの、術後の容態が芳しくなく、数日眠り続けていた。

しかし、乃木達の思いが通じ、無事に目覚めて少しずつ快方に向かっている。

乃木の後を追っていた野崎は病室の外で静かにガッツポーズをしていた。


  • チンギス(演:Barslkhagva Batbold)

バルカ共和国随一とされる優秀な警察官。ウェーブのかかった長髪が特徴的。

爆発事件の関係者として乃木(と野崎と薫)を追っていたが、逃げ切られてしまう。その後乃木一行がバルカを脱出すると知って、モンゴルに向かうと目星をつけモンゴルとの国境付近に先回りするが、新庄がモンゴル大使とモンゴル国境警備隊に根回ししたことでまたもや確保できずに終わる。

乃木達を執拗に追い回し荒々しく振る舞う様子が描かれているが、基本的にはバルカの警察官として真っ当に仕事をしているだけと見られ、実際に動物や一般人には手を出していない。病院で看護師とぶつかってしまった際には、看護師が落とした点滴を拾って砂を払い、「大丈夫?」と優しく声をかけて手渡しており、仕事絡みでなければ性格も温厚なようである。

乃木の過去と正体を探る為に野崎と「共同戦線」を張った。本人は不服だった様だが、その際も要所で面倒見の良さを垣間見せている。


演じるバルサラハガバ・バタボルドはモンゴルで活躍する俳優であり、主演を務めた映画『37th tochka』を見た福澤克雄からオファーを受けて出演が決まったとのこと。

 

公安部外事第4課の捜査官で、野崎の部下。在バルカ共和国日本大使館で乃木たちを迎え入れるため、到着を待ち構えた。その後も、野崎の命令で逃走のための根回しを進めるなど、陰で乃木達の帰国を支援しているが、豪快かつ強引な面に呆れている部分も。


サイバー犯罪対策課の捜査官で、警視庁にヘッドハントされたホワイトハッカー。『ウルトラマン』シリーズの大ファン。またラグビー日本代表Tシャツを着用しており、ラグビー観戦を趣味にしていると思われる。

警視庁入庁前、丸菱商事のデータシステムを構築した経験があり、自身の知識を元に乃木たちにアドバイスを授けた。

東条を演じた濱田は、子役時代に映画『超時空の大決戦』にて新星勉役で出演しており、東条の部屋にもオマージュとしてそのポスターが飾られていた(ちなみに、TBSはかつてウルトラマンシリーズを放送していたテレビ局であり、現在も円谷プロダクションと共同でウルトラマンフェスティバル等の企画を進めるなど関係は深い)。

さらに、原案・演出の福澤はかつてラグビーで日本代表に選出されたこともある元ラガーであり、この経歴を活かして『ノーサイド・ゲーム』において監督を務めている。また東条を演じる濱田も元ラガーである。


丸菱商事財務部に勤務する女性。乃木からのバルカ国際銀行への1億ドルの送金依頼を処理していた。

だが、その正体は世界で暗躍する凄腕ハッカー・ブルーウォーカー(blue@walker)であり、東条ですら一目置くほどの存在だった。彼女は山本から脅迫される形で丸菱商事のプログラムを改ざん。自身の正体が明らかになり追い詰められた山本に拉致され、生命の危機に瀕していたが、黒須と乃木が山本に自白させたことで公安に救出され、一命を取り留めた。その後、大金をつぎ込まれ、黒須達に協力することになる。


憂介の父親。警視庁機動隊第3部隊に所属した後、農業使節団の一員として家族と共にバルカ共和国に渡航したが、内乱に巻き込まれたことで息子と離れ離れになり、死亡したとされている。

その後の調査で彼の所属は機動隊第3部隊ではなく野崎と同じく公安部外事の人間だったことが判明。野崎は潜入捜査のため経歴が抹消されたと推測した。


エネルギー事業部1課長で乃木の同期。元情報システム部。

乃木がサーバールーム内の特別ルームへ誤送金のデータを調べるために協力するが、実は彼こそが誤送金の真犯人であり、「テント」のモニターであった事が発覚する。

目的のために太田を脅迫して利用、更には強姦して徹底的に彼女を支配した。

しかし、野崎と乃木の策略により正体がバレてしまい、国外逃亡を図るが、黒須と乃木の策略により捕縛され、自白剤による脅迫の末に自身の正体を明かしてしまう。

そして、口封じの為に自殺に見せかけてこの世から葬られる事となる


関連タグ

TBS 日曜劇場


君たちはどう生きるか:同時期に公開された映画だが、公開日まで徹底的な情報統制が図られ、情報がほとんど公開されなかった作品繋がり。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました