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銀田栄山の編集履歴

2023-11-03 01:32:38 バージョン

銀田栄山

ぎんだえいざん

ヒューマンバグ大学に登場する政治家。

CV:伊藤タカユキ

概要

政財界の名家・銀田家の現頭首で、現職の国会議員。

アサシンギルド『CODE-EL』の総帥にして、瓜生龍臣毛利グループが先のEL戦争にて相手取った銀田栄角の実兄でもある。先代である父から「一族の栄華の為に誇示する成果を出せ」と常々教え込まれ、彼の前では従順に倣う姿勢を見せつつ、「政治家は国の為に心血を捧げるもの」という為政家としての根底の理念を重んじている。


「アジア諸国を支配し、日本を列強に押し上げる」という行き過ぎた言説を唱える秋月義一と、それを実現するために邪魔だてする他議員の始末に暗躍する『エルペタス』への警戒を強め、EL戦争終結後に『株式会社モーリー』の社長となった毛利公平と同盟を結んだ。


人物

容姿

兄弟ということもあってか、その容貌は弟の栄角によく似ているが、睫毛が長くツリ目がちだった弟に比べて目尻はやや下向き。髪型はシンプルなオールバックで、基本的には臙脂色のスーツを着込んでいる。


性格

(CODE-ELに入った後、自分の信じていたものが崩れて狂気に走ったとは言え)極めて強権的かつ短気だった弟とは対照的に穏健派で律儀かつ誠実な人格者であり、国民の声にも耳をしっかり傾けた上で然るべき場でハッキリ意見が言えて実行に移す、正に「政治家の模範」と言うべき人物である。現統領の兄者からも銀田家との主従関係抜きで人徳そのものを慕っているほどである。


政治家一族の名家出身だが、デカ盛り激辛担々麵が好きだったりと感性は庶民的であり、仕えている兄者の事も大切に思っている。


能力

兄者曰く、「武道の心得がある」との事だが、現時点でその描写はない。


最も注目すべきは政治家としての技量と人徳であり、鵺一族の現統領で非常に用心深く滅多に心を開かない兄者でさえ「栄山様ほどご立派な方を俺は知らない」と主従関係抜きで人格そのものを認め付いていこうと思わすカリスマ性を持っている。


関連人物

栄山の実弟で、先代頭首の次男。

「長男(栄山)に何かあったときのスペア」として育つが、20代中頃に己の存在意義への疑念から、

当時より家と関わりのあったCODE-ELにて身を立てようと思い立ち、父から同意を受けて家を出た。


訓練を経て暗殺者として活動し始めた当初は、組織の与える任務を「社会悪を討つ正義の行い」と信じ強い誇りを抱いていたが、南米での任務を通し、これまで信念として掲げてきた「正義」に失望。理想を裏切られた憎悪から「ELの欺瞞に満ちた方針を変える」と執念を燃やしトップへと昇り詰め、人格を度外視した新方針を打ち立てる。それに異を唱えた毛利グループとの全面戦争に発展し、最期は自ら命を絶った。


兄のスペアという立場への悩みと上述の南米での悲劇が重なってしまったことで歪んでしまった栄角だが、職務に己の天命を見出し邁進していた実直な精神性では栄山と重なる部分があり、栄山自身も立場と人格で近い自身が気付けるハズだったと後悔してなのか、毛利との会合の本題前に謝罪してきた毛利に対し「誰かが止めねばならなかった」と述べて逆に謝罪している。


  • 銀田家先代頭首

栄山・栄角の実父。

一族の栄華や更なる発展を重んじる人物であり、家督を譲った栄山にも名声を誇示する成果を上げるよう常日頃伝えている。栄角のCODE-EL加入を承諾したのも、我が子の意志を尊重したのではなく「ELと銀田家の関係性をより深める」という政治的利用価値を見出したためであり、最終的に太客の御前の不信を買い組織を崩壊させた彼を「不出来な息子」と罵っている。


一方の栄山は、父の前でそうした理念に表向きは頷いているものの、本心では「そんな業突く張りな考えでは国を良くするという政治家の根底の理念は果たせない」と否定している。


栄山の従者で、銀田家に長年に渡り仕える「鵺一族」の現統領。

栄角の元・従者で現在はモーリー参画の『氷誕屋バース』にて働く鵺(智也)の実兄でもある。


長年続く一族同士の盟約により従っているが、栄山個人の人間性について強い敬愛を示しており、モノローグ内では「栄山様ほどご立派な方を俺は知らない」とも評している。栄山も、鵺兄の前で父には明かさない己の信念を伝えたり、議会での秋月の危険思想について意見を通わせたりと、主従の立場を越えて篤く信頼している様子がうかがえる。


活躍

初登場。


本格活動を始めたエルペタスの行動を認めるような発言をした秋月家の議員の発言に危機感を覚え反論の意志を見せるが、それが原因で狙われてしまう。エルペタスの構成員である土佐犬に襲われそうになる事態に見舞われるが、兄者によって事なきを得る。


後日、株式会社モーリーの社長であり弟の栄角と特に対立していた毛利公平と相対し、互いにEL戦争で起きた非礼に付いて謝罪し合い、互いにエルペタスを迎え撃つための同盟を結ぶのだった。


毛利らと会合して、エルペタスの野望を阻止していく方針と自身に賛同する政治家である志葉を同伴させた。志葉はエルペタスに賛同する秋月家に疑問を抱き、生まれ育った街や人々の笑顔を守りたい想いで政治家になったと言う正義の人物だったが、エルペタスの幹部である雷電による狡猾な奇襲と強さの前に命を奪われてしまうのだった。


関連タグ

ヒューマンバグ大学 CODE-EL 政治家 黄金の精神


伊集院茂夫の父親:人格者であること、政治的な陰謀に巻き込まれ御前に近い連中に命を狙われたことも同じだがこちらは嫡男の茂夫を除いて妻や執事たちと共に暗殺されてしまった。

堂馬利信大鳥:政治家であることが共通している。一方、こちらは両名共に選民思想染みた非常に傲慢で身勝手な考えをしていると言う人格面に大きな問題がある点が対照的である。

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