概要
本作のもう1人の主人公で、ツッコミ役兼語り部。
私立ライム中学校に通う中学2年生の少年。読み切り版にあたる小学校時代は、作り出したぷにると友達になり仲良く過ごしていたが、中学生になった今ではたびたび自身を振り回すぷにるを邪険に扱うようになっている(これぞ思春期ってやつか)。将来の夢は「ぷにると離れること」。
先輩である雲母麻美に片思いしており、彼女が常軌を逸した母性モンスターであったことが判明した際には、剛やんやホネちゃんといった周囲の面々が幻滅する中で惚れ直してしまうほど。しかし彼女の性質ゆえ、コロコロキッズのノリで生きている遊助や溺愛対象になりつつあるぷにるの付き添いとして見られている節がある。
奔放なぷにるに手を焼き「化け物スライム」呼ばわりをしているものの、ホネちゃん達がぷにるの胸を揉もうとした際には本気で怒ろうとする、ぷにるに遊助の気を引かせようとギャルに化けさせた際にはわざわざ貧乳にさせる、喧嘩したぷにるが真戸博士に捕獲されて行方不明になった際には平気な顔をしながら方々を探し回っていたらしい様子を見せるなど、本気で嫌っているわけではない。「もうスライムなんかで遊ぶような歳じゃない」「変に意識していると思われたくない」というのが本音の模様(更にここでは描写されていないが、ぷにるとお互い謝罪したと思われる)。
「かわいい」と言われたいがために女の子の姿をとるようになったぷにるとの距離感をつかみかねている部分もあり、ぷにるがボーイッシュに変身した際には無意識ながらも自然体で接することができる様子。
世界的な人気キャラクターである「キュティちゃん」のファンで、自室にはぬいぐるみや貯金箱を飾っているが、客層としてはターゲットから外れているためグッズの入手難度が少々高いのが悩み。
関連タグ
以下、53話ネタバレ
幼少期は虎馬(とらうま)幼稚園に通っており、恥ずかしがり屋な性格故に園内では何時もぬいぐるみと遊んでいたが、周囲の女子からの嫉妬、更に子役の早乙女どおるの母からの「男の子は可愛い物を持ってはいけない」という受け売りと、どおるの意見が全て正しいという空気が原因でいじめられていた。
クリスマスの時もサンタの方が正しいという風潮にもかかわらず、どおるの横槍とサンタの誤解から一番欲しかったキュティちゃんのぬいぐるみではなく別の物をプレゼントされ、人生で一番号泣する羽目になってしまった。
その悲しみの勢いに任せ、一緒に笑って遊んで、喧嘩してもすぐ仲直りできてずっと一緒にいてくれる友達を願い、ぷにるを描いたものの何をしても期待しても無駄だと冷めてしまい、全てを忘れた頃に教育番組の通りにスライムを作っていた所、偶然ぷにるを描いた絵が入り、ぷにるが誕生し、望み通り一緒に過ごしていった。