ウルシ科

うるしか

ムクロジ目の植物の一群。ウルシオールを含み、不用意に触るとかぶれる植物が多いことで知られる。

概要

真正双子葉類ムクロジ目の植物の一群。木本で、一部は蔓性。約83属860種を含む。日本には漆採取のために栽培されるウルシノキ（標準和名はウルシ）をはじめ、ヤマハゼ、ヤマウルシ、ツタウルシ、ハゼノキなどが自生する。世界的な分布の中心は熱帯で、栽培植物としてはマンゴーやピスタチオ、カシューナッツなどがある。

一般に樹皮に樹脂がある。葉は互生、羽状複葉。落葉樹も常緑樹もある。花は地味で、花弁は3〜5枚。ウルシ科の植物はウルシオールを含み，樹液が皮膚につくとかぶれが起きる。ツタウルシが最も成分が強くヌルデが弱いと言われている。

関連タグ

ムクロジ目　漆 広葉樹