概要
担当声優は竹内良太。
名人・宗谷冬司の好敵手であり、同じくA級の柳原朔太郎]棋匠、藤本雷堂棋竜、土橋健司九段、後藤正宗九段、島田開八段、辻井武史九段らを抑えて66期から69期にかけて4期連続でA級順位戦を制し、宗谷と激闘を繰り広げる作中屈指の実力者。
神宮寺崇徳将棋協会会長と柳原朔太郎棋匠は、宗谷名人と隈倉九段を「たがいにぶんまわしても、こわれないおもちゃと思っている」と評している。
69期では3勝3敗の五分に持ち込みながら惜敗し、記者に対しては泰然自若の態度を取ったものの、悔しさのあまり旅館の壁を蹴り壊して神宮寺会長に頭を抱えさせ、柳原棋匠には苦笑いされるという事件(?)を起こした。
物静かな性格でありながらその眼光は鋭く、気性が激しく歯に衣着せぬ物言いの後藤とは異なるタイプの威圧感を対局相手に感じさせる。
190㎝近い体格に強面の風貌、29.5㎝の靴のサイズがもとで「柔道五段」「総合格闘技K-1の勧誘を受けた」との噂が流れた。
酒豪かつ甘党でケーキを肴に芋焼酎のボトルを開けたことがある。また、「おやつ」の時間にケーキ3個を鷲づかみにして頬ばる姿はタイトル戦の名物となっている。