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魔太郎がくる!!の編集履歴

2012-09-29 19:27:01 バージョン

魔太郎がくる!!

またろうがくる

藤子不二雄Aによる、痛快?ホラー漫画。

藤子不二雄Aのホラー漫画。掲載誌は週刊少年チャンピオン


概要

いじめられっ子の主人公・浦見魔太郎が、魔術によって自分をいじめた相手に報復する物語。

激しい「うらみ」を覚えたときに言う「こ・の・う・ら・み・は・ら・さ・で・お・く・べ・き・か」は有名。

また、軽くムカついた時などの擬音は大抵「イラッ」「カチン」などだが、魔太郎の場合は「メラッ」である。

そして怒りや悲しみがMAXに達すると復讐前や最中に「メラメラメラ」とうらみが燃え上がる。


魔太郎は生まれついた魔力や呪術の知識を行使し「うらみ念法」なる術で怨敵を地獄に葬る(エコエコアザラクの黒井ミサと性別の意味で対象的)。

しかし魔法のようなそれではあったが、連載初期の頃は、魔太郎の恨みの晴らし方にかなり過激なものが多く(大抵の場合、相手を殺してしまう)、中には物理攻撃で再現できるものも多数あったため、

エピソードのいくつかが単行本未収録、また単行本収録時に修正されており(例えば砂を詰めたボールを振り回して殴りつける旨の台詞は「砂を詰めた」から「スーパー・うらみ・パワーボール」などと曖昧な名前にされている)、作者本人も子どもたちを取り巻く現代の社会的環境を考慮して本作の映像化を拒否しているという。

連載初期の企画にて「うらみ買います!!」と、読者の今で言ういじめの体験を募集、ないし漫画化するものがあったが、編集部はもとより作者さえ心を痛めるような陰惨なものが厚い封書で多数届き、企画は中断されてしまった、と言う伝説がある。


前半こそ魔太郎は薄気味悪くいかにもいじめられる卑屈な少年だったが、長期連載でだんだん普通の少年になっていった。

(悪魔のような赤ちゃん切人など主役を喰う程のサブキャラが登場したのもある)

後半はブルース・リーやスプーン曲げの超能力など、70年代の流行が活かされており当時の空気が楽しめる。

魔太郎は無邪気にブームに乗っていたが、後半は開始数コマで車に当て逃げされるなど、いじめられっ子と言うよりも理不尽に運と間の悪い少年になっていた。

もちろん、危害を加えたりした者は制裁に値する人間のクズではあるが、一人旅や家族でリゾートに来てさえ、やたらそういう人種に絡まれている。


関連タグ


エコエコアザラクおよび主人公黒井ミサ

女子だが、主人公が不当な迫害を受けて復讐したり黒魔術でトラブルを解決する。

同年代、ホラーブームのチャンピオンに連載された。

こっちは美少女だけに少しエッチである。

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