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ワーナーブラザーズの編集履歴

2012-10-07 11:49:28 バージョン

ワーナーブラザーズ

わーなーぶらざーず

ワーナー・ブラザーズ (Warner Bros. Entertainment) とは、アメリカの映画会社。

概要

1923年、ポーランドからのユダヤ人移民であったワーナー4兄弟によって設立。

草創期はを主役にした映画『名犬リンチンチンシリーズ』が好調で、1924年から26本作られ、会社の成長を支えた。

史上初のトーキー映画である『ジャズ・シンガー』(1927年)、初の全編トーキー『Lights of New York』(1928年)、初のカラー映画『エロ大行進曲(On with the Show)』(1929年)といった具合に新分野を開拓し、今日に至る映画の基礎を先行した会社でもある。

1930年代からはカートゥーンアニメに乗り出し、『ルーニー・テューンズ』のバッグス・バニーは現在でも社のマスコットになっている。


しかし1940年代、ワーナーを含む大手映画会社がトラストを組んでいる(業界を独占している)として司法省と連邦取引委員会に訴えられる。結果は映画会社側の敗訴。

これによって黄金時代は終わりを告げ、経営不振はサイドビジネスで持ち直したものの、過去の映画の版権は売却される。この映画は巡り巡って、後に合併することになる実業家テッド・ターナーの手に渡る。

一方、キニー・ナショナル・カンパニーのスティーブ・ロスは、ケーブルテレビ産業に参入したいと考え、1969年にワーナーを買収。ちなみにロスはこのころ、大手アメコミ出版社DCコミックも買収している。

1972年、娯楽以外の分野を分離し、ワーナー・コミュニケーションズに社名変更。

1976年にAtari社の経営権を買収してゲーム市場にも参入したが、粗製乱造による消費者のゲーム離れ(いわゆるアタリショック)を引き起こし、撤退した。これによりワーナーの株価も落ち、しばらく低迷することになる。


1989年、世界初のニュース雑誌『タイム』で知られるグループ・タイムと統合し、タイム・ワーナーが誕生。

さらに1995年にはCNN創業者であるテッド・ターナーのTBS(ターナー・ブロードキャスティング・システム)と合併し、過去に売った映画の権利が元に戻ったほか、MGMやRKOの一部の版権も手に入れる。

1996年にはニュー・ライン・シネマを傘下に入れている。


現在、ワーナーブラザー(同社表記)はタイム・ワーナーの傘下にある映画会社として存在し、子会社にDCコミックやニュー・ライン・シネマを置いている。

邦画の製作・配給にも積極的で、日本テレビらと共同製作している他、日本製アニメのソフト販売にも参入している。


日本にもあるシネマコンプレックスのワーナー・マイカル・シネマズは、ワーナーとマイカル(ニチイ)の合弁会社によって運営されていたが、マイカルが経営破綻してイオングループに吸収されたため、現在は無関係である。


関連タグ

映画 洋画 企業


外部リンク

Warner Bros. - 公式サイト(英語)

【ワーナー・ブラザース】オフィシャルホームページ

ワーナー・ブラザーズ - Wikipedia

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