人物ッッ！！
北海道出身の漫画家。主に秋田書店系列の雑誌で連載している。
二十歳の時は空自の自衛官をつとめていたが、病気のため退職。
退院後は職を転々としていたが、漫画家で身を立てようと小池一夫の「劇画村塾」に入塾し漫画の知識を学んだ。
その後、デビュー作「メイキャッパー」を経て、自身の出世作「グラップラー刃牙」にて人気漫画家の地位を不動のものとした。
「バキ」シリーズは「グラップラー刃牙」「バキ」「範馬刃牙」の三部作全部を累計すると１００巻を越える長寿連載であり、１９８９～２０１２年の２１年間にわたって連載された。
この他にも夢枕獏原作格闘小説「餓狼伝」のコミカライズや、”土下座”をテーマにした異色作「どげせん」（企画全面協力という立場）などを世に送り出している。
作風～～～～～ッッ
スピード感のある戦闘シーン、解剖学を参考にしたリアリティのある筋肉描写、読む者の闘争本能をかき立てる熱い台詞回しなどなど挙げればきりがないほどの個性のある作風である。
クセのある画風から敬遠されることも多いが、凄まじい画力の持ち主であることは間違いない。
谷口ジロー版の餓狼伝に寄せた解説によると作画のブレンドは谷口ジロー＋池上遼一＋鳥山明であり、そのブレンドを板垣恵介というフィルターに通してから描いたのが板垣恵介の絵だそうだ。
また、あまり注目されていないが料理の描写にも力が入っており、漫画に登場する肉汁したたるステーキなどは読んだ後思わずステーキハウスに駆け込みかねないほどのリアリティを誇っている。
代表作・・・・ッッ！！
グラップラー刃牙
餓狼伝
