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イヴの時間の編集履歴

2012-12-05 02:27:15 バージョン

イヴの時間

いゔのじかん

『イヴの時間』とは、吉浦康裕が監督を務めた短編のwebアニメシリーズ。

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概要

2008年8月からweb上で順次公開されてきた連作アニメ。

DIRECTIONS製作、スタジオ六花がアニメーションを手がけている。

2010年には、シリーズを編集した完全版が劇場公開された。

ストーリー

ロボットの存在が社会に浸透している未来――人間そっくりの外観をもつロボットアンドロイドの普及が進んだ世界。

高校生のリクオは、家で稼働しているアンドロイドの帰宅時間にばらつきが出てきたことに不審を覚える。アンドロイド・サミィの行動記録を調べたリクオは、サミィの動作履歴を示す無数の数字の列の中に、奇妙な文字列が紛れ込んでいるのを見つける。

サミィが午後の買い物に出た際、寄り道をしているらしいことを知ったリクオは、友人のマサキと連れ立ってサミィの行き先を探す。人通りの少ない道に面したビルに辿り着いた二人は、そこで不思議な喫茶店を見つけるのだが――。

キャラクター

リクオ

自宅にアンドロイドを持つ高校生。アンドロイドを便利な家電と認識しているが、サミィの行動を調べはじめたことで、彼女の変化に戸惑い、人とロボットとの関係性について考えるようになる。「イヴの時間」で過ごすうちに、自身の中にひとつの答えを導き出す。

ピアノを弾けるが、鍵盤から遠ざかって久しい。ド近眼で、眼鏡がないと他人の顔もまともに判別できない。

マサキ

リクオの友人で、付き合いは中学時代から。この時代では珍しいようだが、家にアンドロイドを置いていない。ロボット法関連の弁護士を目指しており、頭の回転も速い。アンドロイドを含め、ロボット全般に対してドライな態度をとる。

父親は、有名な反ロボット団体・倫理委員会に所属している。

サミィ

リクオの家で数年前から使用されている、成人女性型のハウスロイド。ある時期から命令にない寄り道をするようになり、「イヴの時間」の常連に。家では事務的かつ無機質だが、「イヴの時間」では表情豊かに振る舞い、ナギに家でのことを話している。

ナギ

喫茶店「イヴの時間」を営む妙齢の女性。「人間とロボットを区別しない」という店内ルールを掲げており、新入りのリクオとマサキの言動を窘める。時おりミステリアスな雰囲気を漂わせるが、抜けた一面も。

アキコ

「イヴの時間」常連の一人。初対面のリクオ、マサキを相手にマシンガントークを披露したおしゃべり娘。店内でいつも被っているニットキャップがお気に入り。チエをかわいがっており、彼女の相手をするのにも手慣れたもの。「人間もロボットもみんな家族」という考えを持っている。

コージ

地味で物静かな中年男性。リナとは親密な仲。デジカメのような携帯端末を持ち歩いており、店内での光景などを撮り溜めている。

リナ

コージと寄り添い合う妖艶な女性。他の客に構わずいちゃいちゃしているが、基本的には丁寧な物腰で接する。

シメイ

チエと一緒に来店する老人。常に穏やかな表情を浮かべた好々爺で、チエの奔放さに振り回されながらも「イヴの時間」でのひと時を楽しんでいる。

チエ

シメイに連れられてやって来る小さな女の子。物怖じせず、客の持ち物を隠すといったいたずらで店内を賑わす。猫になるのがマイブーム。

セトロ

独り静かに本を読んでいることが多い男性客。客同士の交流には積極的に関わらないが、話せば落ち着いた理知的な人柄を感じさせる。

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