1932年にイラク王国として独立したが後にクーデターにより共和制となりその後度々のクーデターを繰り返したのちに、1979年にサッダーム・フセインが大統領となり長きに渡って政権を担った。
1990年に石油資源を巡って隣国のクウェートに侵攻したことで湾岸戦争が勃発。これにより国際社会から経済制裁を受け、経済に大打撃を受ける。
2003年3月に大量破壊兵器を隠し持っているとしてアメリカを中心とした多国籍軍が攻め込みイラク戦争が勃発。戦後一年余に渡って連合国暫定当局(CPA)によって統治されていた。
この戦争でフセイン率いるバース党政権は崩壊し、フセイン自身は捕らえられのちに処刑された。
現在でも自爆テロ等が多発し治安は極めて悪い。政情は安定はしておらず、クルド人などの民族問題やイスラム教の宗派同士の対立等多くの問題を抱える。