CV:櫻井孝宏
概要
数々の事件の裏で暗躍する男。
狡噛慎也と何らかの因縁があるらしい。
年齢や経歴等は全てにおいて謎に包まれている。
容姿
銀または灰白色系の長髪に黄色(または金)の眼。小説版では「芸術のような美貌」「過剰なほど整った顔立ち」とかなりの美形であることが強調されている。キャラクター原案の天野明曰く「白い天使」。
身長は狡噛慎也と同じ180㎝。
表向きの言動は至って物静かで好青年然としており、微笑を浮かべていることが多い。
読書家で、紙の本を読むことに拘りを持っている(第15話他)。本人によると「本は自分の感覚を調整する為のツール」。
持っている本は原書であることが事が多く、現在(平成)でも手に入りにくい。
(第4話ではジョージ・オーウェル著の「1984年」や第6話ではシェイクスピア戯曲の纏められた「ファーストフォリオ」(タイタス・アンドロニカス収録)第14話ではあらかじめ裏切られた革命岩上安身またシビュラシステムについてフィリップ・K・ディックのパロディみたいだと語っている)
またその見た目とは裏腹に徒手格闘に秀でており、武器を持って襲いかかってきた強盗三人組を一人で倒す(第14話)、狡噛との肉弾戦に無傷で勝利(第16話)、サイボーグの義体を素手で破壊(第17話)等、身体能力も非常に高い。
因みに余談だが主人公達よりも衣装のバリエーションの多いキャラであり、登場するたびに服装が変わるのも特徴の一つ。
思想、そしてシュビラシステム最大の壁
シビュラシステムの元にあって、人間は自らの意志で選択・行動するからこそ、
価値があり、魂を輝かせることが出来ると考えており、犯罪者の犯行に協力および助勢をするが、局面によっては破滅に追い込んでいる。
潜在犯達を手駒にしているが本人は潜在犯ではない。船原ゆきを甚振っている間も、殺害に及ぶ瞬間にあっても、犯罪係数が規定値を超えることも上昇することもなく、むしろ下降していくような有り樣で、サイコパスも常に良好状態(本人曰く常に真っ白で一度も曇ったことがない)のため、ドミネーターで執行することが出来ない。
『免罪体質』
その体質は本来なら犯罪係数が上昇する状態にあっても、規定値を超える犯罪係数が計測がされない体質を持った人間と思われる。約200万人に1人の割合で存在すると予測されている。
槙島聖護は11話や16話で最終的に(または最初から)「0」だった。
プレイヤーとして動き出す
14話より妨害ヘルメットと真偽織り交ぜた情報を使って市街を混乱に陥れる中
チェ・グソンに撮影させた繁華街でのリンチ殺害映像を見て警戒の続行を決める。
またその時電話しており
「なあ…計画の全てを話しているのは君だけなんだ。頼りにしてるよ」等と話している。
15話でノナタワーを妨害ヘルメットを被った武装集団とともに襲撃する。
タワー内部でそれまで共に居たチェ・グソンと別れ上層階へ向かい
自身を囮に狡噛と交戦して追い詰めるが、
朱に不意を突かれて妨害ヘルメットで殴り倒され、確保された(第16話)。
捜査と処遇に関しては公安局を離れ、
厚生大臣直下の特別班の管轄で行われるという名目で身柄を移動されることになり、
その飛行輸送中、禾生の義体を使用していた藤間幸三郎に
己の腹心であるチェ・グソンの残した端末映像を見、シビュラの秘密の説明を受け
脳を摘出されシビュラの一部として社会支配の構成員にされるところであったが、それを良とせずに人生をプレイヤーとして愉しむ事にこだわり、禾生の義体ごと藤間を破壊して逃亡する(第17話)。
ネタ
実質的なラスボスの立ち位置であるが、初登場時(第4話)で何故かトマトを殺人現場に持ち込みミキサーにかける、「私服がユ○クロっぽい」等、ファンにはネタにされていることも少なくない。また、「まきしま」という苗字にかけて「マキシマム」と呼ぶ人も多い。