ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

槙島聖護の編集履歴

2013-03-27 15:38:52 バージョン

槙島聖護

まきしましょうご

槙島聖護とは『PSYCHO-PASS サイコパス』に登場する人物である。

CV:櫻井孝宏


概要

数々の事件の裏で暗躍する男。

狡噛慎也と因縁がある。

年齢や過去、経歴等のデータは全てにおいて謎に包まれている。

狡噛曰く、「シビュラシステムの誕生以降、最悪の犯罪者」


容姿・性格

外見

銀または灰白色系の長髪に金または琥珀色の眼。小説版では「芸術のような美貌」「過剰なほど整った顔立ち」とかなりの美形であることが強調されている。キャラクター原案の天野明氏曰く「白い天使」

身長は狡噛慎也と同じ180㎝。

その見た目とは裏腹に徒手格闘に秀でており、武器を持って襲いかかってきた強盗三人組を一人で倒す(第14話)、狡噛との肉弾戦に無傷で勝利(第16話)、サイボーグの義体を素手で破壊、墜落する輸送機から単身脱出(第17話)、目の前に投げ込まれたグレネードをサマーソルトキックで上部に蹴り上げる(第22話)等、身体能力も非常に高い。


因みに主人公やヒロインよりも衣装のバリエーションの多いキャラであり、登場するたびに服装が変わるのも特徴の一つ。

放送分だけで8パターン、内20話から22話までの衣装は脚本家の虚淵玄氏のツイートによるとキャラクター原案担当の天野明氏のデザインの様子(ついでにもっと言うと勝負服らしい)。基本的に白基調の衣装を身につけている。

公式サイトにて公開されている原案ラフにもそれ以外の夏服なども見受けられる。

また、常に剃刀を持ち歩いており、人殺しをする際や狡噛との戦いで使用した。


性格

外面は読書好きな好青年然としており、微笑を浮かべていることが多い。

その実は、顔色一つ変えずに殺人に手を染める冷酷な犯罪者。他人が殺人を犯す現場に居合わせた際も、まるで当然のことのように受け入れている。

滅多なことでは感情を露わにせず、本からの引用も交えて会話することが多く、本心が読めない。知識が豊富で理解力も高いため、どんな会話にも的確に対応している。反面、非常に飽きやすく気に入らない玩具(犯罪者)はすぐに捨てる・壊す、新しい玩具に目移りする、時折無邪気な笑顔を見せる等、どこか子供のような一面も持っている。

残虐非道な面が目立つが、泉宮寺豊久チェ・グソンのような同士、協力者にはそれなりに情と敬意を持って接している。監督によると、特にグソンには心を開いていたとのこと。



思想、そしてシビュラシステム最大の壁

シビュラシステムに対し、一貫して否定的な反逆者のポジションであり、人間は自らの意志で選択・行動するからこそ、価値があり、魂を輝かせることが出来ると考えている。殺意を持て余している潜在犯に目をつけ、犯罪のための技術等を提供し協力するが、一度相手に失望すると即座に切り捨てている。


『免罪体質』

約200万人に1人の割合で存在すると予測されている「免罪体質者」であり、本来なら犯罪係数が上昇する状態にあっても、規定値を超える犯罪係数が計測がされない。そのためドミネーターによる執行が不可能。

彼の犯罪係数は11話や16話では最終的に(または最初から)「0」だった。

サイコパスも常に良好状態で、本人曰く「いつだって真っ白だった。一度も曇ったことがない」。



プレイヤーとして動き出す

14話より妨害ヘルメットと真偽織り交ぜた情報を使って市街を混乱に陥れる中チェ・グソンに撮影させた繁華街でのリンチ殺害映像を見て警戒の続行を決める。

15話でノナタワーを妨害ヘルメットを被った武装集団とともに襲撃する。

16話でタワー内部に侵入、上層階へ向かい自身を囮に狡噛と交戦して追い詰めるが、常守朱に不意を突かれて妨害ヘルメットで殴り倒され、身柄を確保された。


17話で公安局を離れ、厚生大臣直下の特別班の管轄で行われるという名目で身柄を移動されることになり、その飛行輸送中、禾生壌宗の義体を使用していた藤間幸三郎に己の腹心であるチェ・グソンの残した端末映像を見せられ、シビュラの正体についての説明を受ける。

その後脳を摘出しシビュラの一部として社会支配の構成員になるよう勧誘されるが、「生憎審判やレフェリーは趣味じゃないんだ」、「どこまでもプレイヤーとして参加し続けたい」と主張し、禾生の義体ごと藤間の脳を破壊して逃亡する。

しかし結果的にそのことが槙島の特異性を更に強調することになり、シビュラは現在も彼の脳を強く欲している。

(朱は槙島の身柄と引き換えに狡噛の助命をシビュラに取り付けている)


結末

19話にて狡噛が雑賀教授に対し、「奴の人生には重大な転換点があった。自分が特異体質だと気づいた瞬間です。それを特権だと思う人間もいるでしょう。でも、槙島は違った。奴が覚えたのは恐らく疎外感です」と初めて槙島の内面に踏み込んだ分析をする。このとき狡噛が想像したのは、寂しそうな槙島の横顔と後ろ姿であった。ただしこれは狡噛の推測であり、真実は不明。


20話より更に食料事情を崩壊させるための単独のバイオテロを企み、日本国内の食料自給率100%であるハイパーオーツ麦を崩壊させる為ウカノミタマウイルスの権威である管巻元教授を首を剃刀で斬り殺害。

第二関節から下の指と眼球を奪いウカノミタマウイルスの調整センターに侵入し、自分を捕らえにきた一係の内の宜野座伸元を罠に嵌め征陸智己と交戦、征陸を爆弾で死に至らしめ、宜野座に重傷を負わす。


その後狡噛慎也と二度目の交戦をする。狡噛から自身の孤独を指摘され、「この社会に孤独でない人間などいない」と言葉を返すが、自分が孤独であることは最後まで否定しなかった。その後狡噛にナイフで深い傷を負わされ、トラックで逃亡を図るも常守朱によって阻止され、朱を踏み付けリボルバーを引くものの弾丸は空の状態であった。

その後何かに気づいたように朱を攻撃することを止め、「そうか…君は…」と意味深な言葉を残し、リボルバーを捨て麦畑を去って行った(後日フィナーレイベントで、この台詞には「君はここで死ぬべき人間ではない」という意味が含まれていたと監督から明かされる)。

大量の血を流しながら麦畑を走る槙島は初めて自身の心情をモノローグで語る。


誰だって孤独だ。誰だって虚ろだ。もう、誰も他人を必要としない。

どんな才能もスペアが見つかる。どんな関係でも取り換えがきく。

そんな世界に、飽きていた。

でも、どうしてかな…。 僕が君以外の誰かに殺される光景は、どうしても、思い浮かばないんだ。


丘を登った所でついに動けなくなり、一人追いかけてきた狡噛に「なあ、どうなんだ?狡噛。君はこの後、僕の代わりを見つけられるのか?」と問いかけ、彼にとっては自分の代わりがいないという答えに満足し、穏やかな笑みを浮かべながらリボルバー銃で射殺された。



本へのこだわり

読書家で、電子書籍ではなく紙の本を読むことに拘りを持っている。本人によると「本は自分の感覚を調整する為のツール」。また、台詞に本からの引用を挟むことも多い。

持っている本は原書であることが事が多く、現在(平成)でも手に入りにくい。

槙島の読書は作中において象徴的なものとなっており、こんなコーナーが作られたり、こんなフェアも開催されたりと、現実にも影響を及ぼしている。


また、PSYCHO-PASSフィナーレイベントにて藤子不二雄全集を所持している事が発覚した。漫画も読むのか…。


ネタ

実質的なラスボスの立ち位置であるが、初登場時(第4話)で何故かトマトを殺人現場に持ち込みミキサーにかけさせる、「私服がユ○クロっぽい」等、ファンにはネタにされていることも少なくない。また、「まきしま」という苗字にかけて「マキシマム」と呼ぶ人も多い。



関連イラスト

【サイコパス】マキシマ

Needless Gods無題

PP見つめる

センシティブな作品




関連タグ

PSYCHO-PASS 狡噛慎也 チェ・グソン 常守朱 藤間幸三郎 王陵璃華子 聖護くんマジ白い天使 白い悪魔

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました