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221Bの編集履歴

2013-05-06 22:09:03 バージョン

221B

にーにーいちびー

サー・アーサー・コナン・ドイルの描く「シャーロック・ホームズ」シリーズで、シャーロック・ホームズとジョン・H・ワトソンが共同生活をしていたフラットの呼び名。

概要

作品の書かれた時点では、ベーカー・ストリートは85番地までしか存在しなかったので、架空の番地であった221番地だが、後にベーカー・ストリートが延長され、実在する番地(旧アッパー・ベーカー街41)となっている。

221は番地をさし、Bはラテン語・フランス語のビス「第2の」という意味に相当し、一箇所に2つの家が建っていることを意味する。

よって221Bは、221番地の二階に位置することを示している言葉である。

原作ではシャーロック・ホームズ自身は、1880年代初頭から引退する1903年までを、ハドソン夫人の経営する下宿の221Bで過ごしていたとされる。

ジョン・H・ワトソンは、メアリ・モースタンと結婚後、221Bを出ている。


作中での221B

緋色の研究(a staudy in scarlet)*

居心地のよい寝室二つと、気持ちよく家具も備えられてあり、大きな窓が二つあって、明るく風通しの良い大きな居間一室からなっていた。

空家の冒険(the enpty house)*

一隅に科学実験の道具もあるし、酸で汚れた松板ばりの実験台もあるし、たなのうえには恐るべき切抜帳や参考書の類が並んでいる。(中略)それから、図表類、ヴァイオリンのケース、パイプ架、ペルシャのスリッパまでもが、そのなかに煙草がはいっているのだが、ひと目で見て取れた。


※この文章は、新潮文庫発行、延原謙の訳によるもので、手元で確認できた221Bに関する記述だけを記載していますので、記述漏れの可能性が大いにあります。


221B所在地についての議論

シャーロッキアンが様々な視点から分析するには、現在の住所で19説・21説・27説・31説・49説・59–63説・59–67A説・109説・111説・119説・221説などがあるが、真相は不明。

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