マルキ・ド・サド

まるきどさど

フランスの文章家（小説家）サド侯爵。獄中で書かれたソドム120日が有名。(1740-1814)

概要

フランス十八世紀の小説家。

「マルキ」とは「侯爵を意味」し、日本ではサド侯爵とも呼ばれる。

1740年に侯爵家で生まれ幼少時代から冷酷な家庭教育を受ける。少年時から嗜虐的な遊びや変態的行為が止まらなくなったという。青年時代になるとますます常軌を逸した行動が目立ち、監獄病院などの常習者となった。その後サド侯爵は、使用人の少年とBL行為に及んだ咎によりカトリック教会からは破門、フランス王国からは死刑宣告をだされ、パリから逃亡する。文章を書くという行為にのめりこんだのは監獄病院に収監されているときのようだ。

フランス革命時代にパリに帰還するも貴族でありながら『共和政支持』を表明したことからバスチーユ監獄に収監された。『ソドム120日』はそこで収監中に書かれた文章である。

フランス革命後もサドは執筆活動が続き、フランス国内が動乱で変動しても監獄に収監のたらい回し続け 1814年没。

その他

サディスト サディストの語源

ソドム百二十日

ジル・ド・レ

フロイト 私小説 腐女子

ドナチアン・アルフォンス・フランソワ・ド・サド（サド侯爵）の項目を参照