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赤屍蔵人の編集履歴

2013-12-05 12:26:08 バージョン

赤屍蔵人

あかばねくろうど

赤屍蔵人とは、漫画・アニメ・ゲーム『GetBackers-奪還屋-』のキャラクター。

「私に依頼をなされるからには それなりに楽しませてもらいますよ 仕事の過程を─── ね・・」


プロフィール

職業運び屋
年齢不明
身長186cm
体重86kg
誕生日11月23日
星座新蠍座
血液型AB型
初登場ACT:3
CVアニメ・GBA版:飛田展男/PS版:杉田智和/PS2版:関俊彦

概要

通称Dr.ジャッカル。史上最強・最悪の運び屋。超越者。

原作者曰く探求者、本人曰くこう見えて医者。

黒い帽子にラテックスの手袋、黒衣に身を包み、涼しげな風貌には常に微笑を浮かべる。格下相手でも紙クズのように切り刻む冷酷さをみせ、人を殺すことを愉しむ殺人嗜好者として知られる。暫し、犠牲者の身体にジャッカルの「J」の文字を残す。運び屋を生業とするのも依頼品に釣られた「獲物」との戦闘を目的としているといわれ、裏社会でたいそう嫌われている。が、同時に恐れられてもいる。赤屍にとって仕事の価値とは「過程を楽しむこと」にあり、それを邪魔をする者を嫌い、つまらないと感じれば出来るだけ早く仕事を終わらせようとする。逆に過程に満足すると依頼を放棄して帰ってしまったこともある。


能力・特徴

通常は手のひらから自在に生み出すメスを武器とする。自身の血や、血が混ざったものはなんでも武器にすることができ、故に百八つの凶器を持つ男とも呼ばれる。脅威のスピードと回復力を持ち、死は他人事。血から血への移動が可能。経験則による的確な読みも合わせてその強さは計り知れず、ラストバトルを経て本人にもやっと底が垣間見えた。両手のひらと甲、両脇、首の左側面、左肩から胸にかけて傷痕があり、これらは他の傷と違い治る様子がない。手のひらの傷からは自ら血を溢れさせて武器を取り出すような描写が見られる。左上腕には炎を模したような刺青がある。

性格 ・行動

基本的に冷静ではあるが感情の起伏は意外にも大きく、「♪」を飛ばして歩くなど目に見えて上機嫌な時もあれば、内心で「!?」を連発して動揺していることもある。沸点も低めで激高こそしないが唐突にキレて周囲をゾッとさせたりする。非常に好戦的で常に強者との戦闘を望みGetBackers や塔の住人など強さを秘めた相手や、強者同士のバトルにも強い関心を持つ。それらの期待を裏切られると途端に不機嫌になり、それを隠そうともしない。戦闘に持ち込む為、あるいは相手の強さを引き出す為に、あからさまな挑発行動をとったり、戦闘指南をすることもある。不意をつくように大人気なさを発揮し、時に手段を選ばない。気まぐれで気分屋、同業者の馬車號造には長い付き合いでも何を考えているかわからないと評される。


前述の通り個々の戦いを好む赤屍だが、戦争に準ずる集団同士の戦いへの反感を示唆する描写がある。力の中心となりがちな雷帝を内に抱え、常に無自覚のまま戦争に加担し、赤屍と逆行するかのような行動をとる天野銀次に対する「殺さねば失う」という忠告はそのひとつと見られる。

「か弱い人間はこりごり」と漏らすが、女・子どもに甘いところがある。また、亡くした子の蘇生を願い策謀する親の妄執を嫌悪し、憎悪する様子すらみせた。旧知である奏蝉丸はその怒りは己への幻滅であり、赤屍の強さの底には悲しみが横たわると評した。しかし、本人はこれを頑なに否定した。

他人の依頼結果に興味を持ち、それを見届けようとすることが多々ある。友情や愛情などお互いを思う気持ちについて「自分のような者には理解できないが、面白い」と、ゲットバッカーズの絆を信じて疑っていない節がある。仲介屋ヘブンには「男女の性別は遺伝子を淘汰しシャッフルする為にある」と述べたが、これは遺伝子学の話で赤屍独自の持論ではないばかりか、愛の力を見届ける為に依頼を受け、それを確信したかのように依頼を終わらせた。また、冬木士度を指して「今となっては命を大切にしなくてはいけない」と音羽マドカを気遣うそぶりを見せたこともある。

何事にも興味や好奇心を優先するようで、内容に矛盾が起きなければ依頼の掛け持ちもする。競合相手を見逃すことや、「面白ければいい」として敵対する勢力同士から同時に依頼を受けることもある。別件依頼は完了するまで同行するパーティーには伝えず、時にはユダと称されるが、元来誰の味方でもない為、裏切り者にもなりえない存在である。仕事に対してけして不誠実なわけではなく、作中で依頼途中に帰ったのは登場エピソードのみ。鬼里人での依頼も依頼者であった士度の目的は果たされていた。


以上のように、殺人者として知られる赤屍に似つかわしくない不可解な行動も多いが、雷帝と闘いたがったのも、美堂蛮の実力を計ろうとしたのも、全てはヒトの限界を超えてしまった自分の存在意義を知る為、限界を知る為の探究心から生まれる行動であるようだ。また、赤屍は色々な感情や言葉を掘り下げる立ち位置にあると原作者に語られている。

超越者として

来栖柾は赤屍が自分同様に違う時間の流れを生きていると予測し、バビロン・シティから降りてきた存在であると考えていた。しかし、同じくブレイントラストでアーカイバから直接情報を引き出す特権を与えられていた鏡形而がそれを否定する描写がみられる。アーカイバからはMAKUBEXもまた簡単に赤屍蔵人の情報を引き出している。そのアーカイバにも超越者・赤屍蔵人は「大いなる未知数」と評された。

超越者を名のる者、超越者と称される者が、聖痕(スティグマ)を持つ者に代表されるように数多く登場するが、赤屍のそれは他者を凌駕したものであると見られる。ベルトラインの入り口ごと次元を切り裂く他、作中でアーカイバの作った縛りなしにセカイとバビロン・シティを行き来する描写があった唯一の人物。

バビロン・シティでは赤羽蔵人として新宿で外科医を営み、創生の王にバビロン・シティを案内した。

関連イラスト

死の純度


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