ゲーム概要
エニックスが関わっていながら、知名度および人気(ピクシブ内でも)はかなり低い。主にゲームバランスの悪さ、戦闘中仲間の頭の悪さ(延々と毒霧や石化をする、回復しない)戦略性の無さ等の欠点があげられる。評価は低いのだが、これまたエニックスが関わっていた為か雑誌では特集されることも多かった。
以下、レビュー点数。
ファミコン通信
6点・6点・8点・8点
「このRPGがおもしろい!」
グラフィック ★★★ キャラクター ★★ ゲーム性 ★★★★ ストーリー ★★ 演出 ★★★ ゲーム性 ★★★ ※5が最高
超絶大技林
キャラ 3、6 音楽 3、5 お買いどく度 3、4 操作性 3、5 熱中度 3、5 オリジナリティ 3、5 総合 20,9 ※30点満点
スーパーファミコンオールゲームカタログ(3号)
読者票 7,9643 再評価 70点 ※100満点
ザ・スーパーファミコン
総合評価68点。
5点・5点・7点
電撃スーパーファミコン
6点・7点・7点・6点
●表
ゲーム名 電撃 フ通 マガ 勝 ザ 覇王 オン 掲載ページ 順位
熱血大陸バーニングヒーローズ 7? 3? 1? 6? 1? 4? - - -
クロノトリガー 100 78 121.3 112 51 86 19 567.3 5位
天地創造 33 37 149.5 25 41 88.5 9.1 373.1 8位
ミスティックアーク 20 23 35 26 55 70.5 6 235.5 10位
※電撃スーパーファミコン、ファミコン通信、ファミリーコンピュータマガジン、
勝スーパーファミコン、ザスーパーファミコン、覇王、ゲームオンの7誌が1年間に
RPGを掲載したデータを電撃が独自に調査編集したものだそうです。
さらに表(ファミコン通信クロスレビュースペシャル)
エニックス
1995年
ドラゴンクエストⅥ幻の大地 9 8 9 8
熱血大陸バーニングヒーローズ 6 6 8 8
ミスティックアーク 7 8 8 8
天地創造 8 7 8 7
常勝麻雀天牌 7 6 7 7
ハーメルンのバイオリン弾き 6 7 7 7
1996年
スターオーシャン 8 6 7 7
魔方陣グルグル2 7 8 8 4
スクウェア
1995年
ロマンシングサガ3 9 9 9 7
聖剣伝説3 8 8 8 7
1996年
ルドラの秘宝 8 8 7 8
トレジャーハンターG 8 6 8 8
バハムートラグーン 8 6 7 8
ガンハザード 8 7 7 6
現在のネット人気の無さと、当時の雑誌での持ち上げぶりの差が今となっては・・・合掌。特に今評価が上がっている他作品と比較してはならない。
ゲームの特徴
主人公が8人おり、最初の表主人公4人のシナリオをクリアし、対応するライバルキャラクター(裏)のシナリオをオープンさせるというものだが、主人公クラスのキャラクターがあっさり死んでいる事が多い。特に表シナリオが顕著であり、敵に殺された・自分で殺すことになる・いつの間にか死んでいる・目の前で死ぬのを見る事になったりと無駄にバリエーション豊富。裏技で幼女を殺す事も出来る。
難易度を低く設定し壮大な作りこみを堪能してもらおうという意図が説明書やCDライナーノートから見え隠れするが、戦略性もなければ戦闘のバランスが非常に悪く、8人のキャラクターの行く場所が一緒なのでプレイヤーは苦行を強いられることになる。
みつめてナイトとの関連性
重複したスタッフがおり上のゲームの特徴の通り、容赦なく主要キャラクターが死ぬ所と、ファンサービスなのか不明なのだがバーニングヒーローズのネタが大量に仕込まれている。いわゆる類似キャラクターと呼ばれるものを混ぜている。
あくまで一例 ショコラは姉のエクレアの事が大好きなので、婚約者のタイガにやきもちを焼く/ラスボスのイニシャルがD/メビウスという同名のキャラ(バーニング)ハンナの姉は妹のハンナの事が大好きなので、いとこのキャロルにやきもちを焼く/ラスボスのイニシャルがD/メビウスという同名のキャラ(みつめて)
8人クリアの困難さ
1人だけなら1日程度で終わるのだが、8人全員クリアするのは人によっては試練のようなもので、その為か勝スーパーファミコンに画像、少年ガンガンに8人クリア時におまけ絵が見られるという情報を発売前から公開していた。