ふしぎの
ふしぎの
あらすじ
ある日おつかいに出たアリスと妹の赤ずきん、ところが赤ずきんがウサギを追いかけて迷子になってしまう。
ウサギの行き先はクローバーの王子のお城。
実はアリスに好意を抱いていた王子のミツバが、ウサギの三月を使ってアリスを呼び出そうとしたのだった。
意図せぬ出会いだったが、自分と似た境遇の赤ずきんアリアに惹かれ始めるミツバ。
しかし、ミツバと折り合いが悪く元々赤ずきんに想いを寄せていた弟ジャックとの溝が深まってしまう。
その頃、アリスをクローバーのお城へ連れ去ろうとするチシャとそれを止めようとするオオカミ族の少年レインが一触即発の状況に。
だが、赤ずきんを送ってきた三月に王子はアリスをあきらめたと伝えられ、この場は丸く収まる。
実はチシャは好きなアリスの側に居たいだけだったのだ。
ところ変わって。
この国の王妃、ミツバとジャックの母親であるシラユキは毒りんごを食べたせいで眠るように死んでいた。
しかし留守から帰ってきたロバの耳の王さまがくちづけると息を吹きかえすのだった。
そして兄に対して素直になれずにいたジャックだったが、自分のために重荷を背負うのはもうやめてほしいとミツバに打ちあける。
そこへシラユキを殺した張本人のカラボスが現われ…
一方レインは自分を狙う狩人さんや、姉をさらったと勘違いして襲ってくるこぶたのかっちゃんとひともんちゃく。
探しだしたジルは実はレインの兄のスノウに転んだ所を助けられていたのだった。
と、突然なにかを感じ走り出すスノウ
その頃、ミツバをとらえていったん優位に立ったカラボスだが、三月の活躍により窮地におちいっていた。
駆けつけたスノウに乗って逃げ出そうとするカラボス。
だがそこへ先王とシラユキが現われる。
かつてカラボスを祝宴に招かなかったことを謝るシラユキに、カラボスは自分のしていたことは逆恨みだと認め和解するのだった。
そして時は流れ、仲良く遊ぶサニーとヘイルとアルジール。
その横で夫婦になったアリアがミツバにとても幸せだとほほえむのでした。