そーゆー常識的なロジック、ボク嫌いだなー。
概要
CV:八代拓
白猫プロジェクトの登場人物でNPC。
「Brave The Lion2〜偽りの獅子〜」にて出演。
忌まわしき実験が行われる研究施設がある島にやって来たダグラス達の前に現れた謎の男。
その顔や姿は不自然なまでにダグラスとそっくりだが、瞳の色が左右逆となっている(ダグラスは右目が青で左目が紫、ダニエルはその逆)。
体質なのか、なぜか喉が渇きやすい。
前向きで明るいダグラスとは対照的に、後ろ向きな言動が目立つ上に屁理屈ばかりを口にし、さらには「できちまわない」というダグラスのそれとは正反対な口癖がある。
戦闘能力は皆無で、ダグラスのような剣術の心得もなければ魔法なんてもってのほか。しかし、逃げ回り隠れ続けるだけで恐ろしい魔物達が跋扈するこの島を生き延びてきた、ある意味すごい男でもある。
ダグラスと瓜二つでありながらあまりにも情けないその様から、キャトラから「ダメラス」というアダ名まで付けられた。
また、二年前に退魔士のセラに発見された時には自身に関する記憶を一切覚えておらず、見かねた彼女に保護され共に過ごしていた時期があり、ダニエルという名前も彼女に付けてもらったものである。
しかし、お世話になりっぱなしで何も出来ない自分に後ろめたさを感じていた為に突如行方をくらまし、その身を案じられていた。
正体
↓この先ネタバレ注意!↓
シャクじゃないのかい!?
ボクたちはコピーだ!
でも、二人を足せばさ!
本物一体を超える分くらい、
なれたっていいじゃないか!
その正体は、今回のイベントの黒幕である狂気の科学者ヨーゼフがオリジナルのミーチャから作り出したコピー第一号であり、ミーチャの弱い心そのもの(ちなみに、ダグラスはその後に作られたコピー二号である)。
自身の遺伝子の中に秘められた悪意や本能に気付いたダニエルはセラの助力の下、ミーチャに大量の瘴気を注がれて苦しみ絶体絶命の危機に陥っていたダグラスの元に間一髪でたどり着く。
そして、本来オリジナルから引き継がれていなかった「瘴気を吸収する能力」を発動してダグラスの窮地を救い、自身を体内の瘴気ごと「喰らう」よう促す。
そして、ダニエルを吸収した事で彼から「心」と「力」を託されたダグラスは、己の故郷に別れを告げるべく、魔性の者と化したミーチャに戦いを挑む。
また、ダニエルを吸収した影響で、以降のダグラスは少々理屈っぽくなる、喉が渇きやすくなる、ボーッとする事があるといった彼のマイナスの部分も受け継いでしまっている。