蓑凪屋菊香とは、東方オリジナル作品・「東方薄月森」に登場するボスである。
概要
東方薄月森・3面中ボス、3面ボス
種族 :ジャコウアゲハの妖怪(蛹の時に妖怪化)
能力 :物を隠蔽する程度の能力
二つ名:恨みの香り漂う者
本人について
幼虫の時は普通であったが、蛹の時に妖怪に生まれ変わったジャコウアゲハ。
外の世界にいたときは、大事な物を隠されるいじめられっ子であった。
仕返しをしたかったから「物を隠蔽する能力」というものを身につけたようであり、
努力に関しては大した物だと言える。
しかし、その努力も結局は仕返しに使う程度でしかなく、
自分の仕業だと誰にも気付かれない為、立場はすっかり逆転していた。
そんなある日、調子に乗ってこんな事を考えた。
「自分の姿を隠蔽すれば、もっと気付かれなくなるんじゃないかな?」
姿を消して、誰かを驚かすという悪戯をするだけ。
彼女はそう考えていただけで、早速姿を隠蔽した。
そして、外の世界の誰からも気付かれなくなった。
これに懲りた彼女は、「自分を隠蔽する事は止めよう」と決心した。
その為他人を隠蔽する事はあっても、自分自身を隠蔽する事は無い。
何せ隠蔽したものの居場所を知っているのは、自分だけなのだから。
幻想郷に来た今は、早念勿怜那、百合科萱薄、高野梦森、薄田里蔭と、
結構沢山の者達と知り合っている。
さらに詳細
名前・種族
「さなぎや ききょう」、苗字は後から自分で付けた物。
蛹の時に妖怪化したため、孵化の見込みは無いらしい。
性格・口調・特徴
能力が付いた後は、楽天家でお調子者な性格である。
一人称は「私」、二人称は「あんた」。
物を隠蔽する能力であるが、自分の隠し事はうっかり喋ってしまう事がある。
これがきっかけで、誘導尋問(と言えるかどうか分からないが)に引っかかったり、
里蔭を自分の能力で隠した事を、よりにもよって霊夢達の前で喋ってしまったりしている。
存在を隠蔽していた時の梦森の、唯一の話し相手でもあった(伝言なら怜那と薄も含むとして)。
能力
物を隠蔽する程度の能力。
放つ弾幕(菊香の場合、主にお皿を使う)を隠すと言った芸当も出来る為、あらかじめ覚えておくのがコツ。
薄の能力と協力して、「物を隠してなおかつその記憶を曖昧にさせる」事で、
曖昧にされた情報を聞かされるまではバレない、といった連携も可能。
テーマ曲
皿を食らわば卓袱台まで ~ one,two,nine
所持スペルカード詳細
皿を弾幕のように飛ばしてきたり、前述のようにあらかじめ弾幕を隠して放ってくる。
スペルカード一覧
名称 | 使用時期 | 難易度 |
---|---|---|
皿符「解毒の十枚皿」 | 3面道中 | Easy/Normal |
不足「九では苦し解毒皿」 | 3面道中 | Hard/Lunatic |
沈符「拘束の落下物体」 | 3面ボス | Easy/Normal |
恨符「隠された事実」 | 3面ボス | Hard/Lunatic |
麝香「捩れたそれは死の臭い」 | 3面ボス | Easy/Normal |
邪香「負を招く香り」 | 3面ボス | Hard/Lunatic |
お菊「二倍囃子」 | 3面ボス | Easy~Lunatic |
所持スペルカード:16枚
その他の設定など
・今は魔法の森に住んでおり、場所は特に決まっていない(怜那と薄、梦森、里蔭のいる場所を行き交っている)
・梦森の傍にいる事が多い。 ポジション的にボケ担当であるが、相手によってはツッコミを担当する事も。
・発案時の名前は「蓑菜菊 香(さなぎく かおる)」だったが、「お菊さん」と呼ばせたかったので現在の名前に変わった。