京エル
きょうえる
概要
小説1巻の新入生歓迎パーティーで始めて顔を合わせた二人だが、お互い第一印象は決して良いとは言えないものであった。しかし2巻では、御神楽星鎖に負けてしょげていたエルナを不器用ながらも励まそうとする京摩の姿が見られる。
3巻では、京摩の優しいが誤解を招きやすい部分を知ったエルナが、彼と美術部員達の仲立ちをしている。
またエルナは我楽多イノセンスのpvの中で、焦燥を抱え堕ちてゆく京摩の手をとったり、仲間たちのいる方へ彼を引っ張って行ったりと、かなり重要な役割を果たしている。終盤では京摩の腕を組んだり、恋人巻きをしたり、彼の似顔絵を描いたりもしている。
十六夜シーイングでは、京摩がエルナの頬をつねるシーンや、フルーツ牛乳を持っているシーンがある。
二人の関係は普通に先輩後輩として良好なもの。
だが京摩のほうは、エルナを男と誤解して『関係性は変わらない……』と苦悩したり、『お前といると創作意欲が湧いてくる』と言ったり(どちらも小説5巻参照)と、彼女を特別な存在として意識している節がある。
公式アンソロジーでは、京摩とエルナの2人がメインの話があったり、京摩が髪を下ろしたエルナを見て、意味深な反応を見せたりなど、京エル好きにはたまらないシーンが多々あった。
爆弾発言(小説6巻ネタバレ注意!)
中間試験での二宮シグレとの対戦中。
本音をぶつけたシグレに対し京摩は、今まで彼を避けてきた自分がなぜ今回戦う気になったのかと考える。
そして観客席を見回し、他でもないエルナのいる場所で目を止め、
笑いながら、こう言った。
「くっく……そうだったよ。新しくできた可愛い後輩にさ、かっこわりぃところは見せられないんだわ」
京摩のカッコよさとエルナへの想いが炸裂した、名シーンである。
衝撃を受けた人も多いのではないだろうか?
余談
lastnote.氏のlineで、「えのやん」と送ると、
「その呼び方が許されるのはエルナだけ!!!」
と衝撃的且つ京エル好きが歓喜するような言葉が、自動返信で返ってくる。
一度試してみてはどうだろうか?