悪魔学における『ロノウェ』
『ゴエティア』によるとソロモン72柱の魔神の1柱で、19の軍団を指揮する序列27番の侯爵にして大伯爵。
修辞学を教え、また言語に関する知識を与える。優れた使い魔や敵味方からの友情を授けるとも言う。
コラン・ド・プランシーの『地獄の辞典』の挿絵においては、杖を持ち、尾を生やした手の長い鬼のような姿で描かれている。
うみねこのなく頃ににおける『ロノウェ』
EP3にて初登場。
魔女ベアトリーチェに仕える、使用人の悪魔を束ねる執事的役割(作中では『家具頭』と表現されている)の悪魔。
慇懃無礼であり、主であるはずのベアトリーチェに対しても皮肉を口にすることがあるが、ベアトリーチェからは「退屈しないから」という理由により咎められることは少ない。
料理の心得があり、彼の焼くクッキーは魔界の魔女達の間でも人気であるらしい。
強大な力を持つはずだが、常に主を立てて下がることを美徳としている為、悪魔としての実力は未知数。