うみねこのなく頃に

うみねこのなくころに

『うみねこのなく頃に』とは、07th_Expansion制作の同人ゲームのタイトル、およびそれを原作とするメディアミックスである。

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目次 [非表示]

1 概要

1.1 メディア化による展開

2 関連動画

3 関連タグ

3.1 本編

3.2 登場人物

3.3 組織＆勢力

3.4 作中用語

3.5 名シーン・名台詞関連

3.6 他の表記

3.7 ストーリーの一部や登場人物の一部の元ネタ

3.8 二次創作関連

3.9 カップリング＆キャラユニット等

4 外部リンク

5 他の記事言語

概要

同人サークル07thExpansion制作のサウンドノベル、及びそれを元にしたメディアミックス作品群の総称。

原案、監督、キャラクターデザインを竜騎士07が担当している。

同サークルの初作である『ひぐらしのなく頃に』に見られる要素を受け継ぎつつ、しかし全く異なる世界観となっている。

1986年、年に一度の親族会議のために集まり、台風によって孤島に閉じ込められた大富豪の一族を襲う連続殺人事件を描く。

殺人事件には人間には到底不可能と思わせるような描写が付きまとい、『この殺人事件は人間の仕業なのか、それとも孤島に伝わる魔女が起こしたものなのか』を推理しながら突き止めていくことを作品的な趣旨としている。

「嵐の孤島」「密室殺人」「予告状」「謎の怪人物」など、古典ミステリーのオマージュ的要素が至る所に見られるが、ミステリー作品としてフェアか否か自体を物語のテーマとしている為、真正面から挑む場合には相応の覚悟が必要とされる。

また、作中にはループものの要素を含み、謎解き要素に一役買っている。

EP5以降は『展開編』と銘打たれ、『うみねこのなく頃に散』というタイトルで物語が進んでいく。

メディア化による展開

前作『ひぐらし』の人気が生み出したメディア展開の功績もあり、今作も様々なメディアミックス作品が作られ、漫画版やアニメ版、講談社BOXによる小説版などでもストーリーを見ることができる。（ただしアニメ版については展開編であるEP5以降が制作されていない）

2010年12月には商業ゲーム版『うみねこのなく頃に～魔女と推理の輪舞曲～』がPS3にて発売。『ひぐらし』の商業ゲーム版と同じくキャラクターデザインを完全変更したフルボイス作品となっており、同人作品やPCゲームに疎い者でも作品に触れる機会を与えている。2011年12月には続編『うみねこのなく頃に散～真実と幻想の夜想曲～』が発売された。

作中の人物や世界観を元に『黄金夢想曲』という格闘ゲーム化もされた。続編として黄金夢想曲Xやアペンドディスクとしての黄金夢想曲†CROSSも存在する。

2021年1月にはPS4/Nintendo Switchにて決定版となる『うみねこのなく頃に咲 ~猫箱と夢想の交響曲~』が発売。商業ゲーム版のEP8までの全てをリマスター化したうえで、本編完結後に発表された3つの外伝をフルボイス化と書き下ろしCGで追加移植、さらには『黄金夢想曲†CROSS』Ver2.50をダウンロードコンテンツとして収録している。

また竜騎士07本人も、外伝という形で独自に『うみねこ』の小説を執筆している。

→うみねこ小冊子

本編では見られないキャラ同士の交流や、中には謎解きのヒントも……？